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■■ 環境社会学会メールマガジン ■■
第198号 2012/1/20
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目次
■シンポジウムのお知らせ
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┃■┃シンポジウムのお知らせ
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公開シンポジウム「日本そして世界へのメッセージ
――3.11東日本大震災・原発災害後の社会福祉学と社会学から――」
主 催 社会学系コンソーシアム、日本学術会議社会学委員会社会学コンソーシアム分科会
日時: 2012年1月22日(日) 14:00-17:00
場所: 日本学術会議講堂
(東京都港区六本木7-22-34 東京メトロ千代田線「乃木坂」駅5番出口徒歩1分)
シンポジウム開催趣旨
2011年3月11日の未曾有の大地震に伴う東日本大震災と福島第一原子力発電所の爆発から、10ヶ月になろうとしている。しかし、被災地の復興と被災者の生活再建は、依然として困難をきわめている。原子力発電所の放射能汚染は拡散するばかりであり、内部被爆も現実化しつつある。
この間、少なくない社会福祉学者・社会学者たちが、大震災の被災地と被災者の支援を行い、研究活動に関わり、研究発表を行ってきた。とはいえ社会福祉学者と社会学者が共同で、また社会福祉学系団体と社会学系団体が共同で、震災・原発問題に取り組んだ機会はほとんどない。チェルノブイリ原発事故を踏まえたリスク社会論は、ある程度社会学に位置づいたとはいえ、阪神淡路大震災を踏まえた社会学理論の確立はまだまだでる。2014年には、世界社会学会議が横浜で開催される。日本の社会福祉学・社会学者たちは、日本国内と世界へむけて何を発信し、提起すべきなのかが問われている。
シンポジウムでは、社会福祉学と社会学のそれぞれの立場から、震災・原発問題への支援、研究、提言をめぐる諸課題と、それらをふまえていかに日本国内と世界へ情報発信すべきかを、議論し検討したい。
発 表
14:00~14:10 開会挨拶:庄司興吉(社会学系コンソーシアム・清泉女子大学教授)
14:10~14:25 「東北発の復興論 再生はどこから始まるのか」
山下祐介(日本社会分析学会・首都大学東京准教授)
14:25~14:40 「放射能汚染という言葉を、人々はどのように受け取ったのか―いわき市で
暮らして―」(仮)
本多創史(社会事業史学会・東日本国際大学准教授)
14:40~14:55 「被災地・被災者の地域再生と生活支援の針路―社会福祉学の立場から―」
野口定久(日本社会福祉学会・日本福祉大学教授・日本学術会議連携会員)
14:55~15:15 「震災復興支援の市民活動」
佐藤恵 (福祉社会学会・桜美林大学准教授)
15:15~15:30 「学生ボランティアによる復興支援活動と地域再生―岩手県大槌町吉里吉里
地区を事例として―」
浅川達人(日本都市社会学会・明治学院大学教授)
(休 憩 15:30~15:45)
討論者
15:45~16:00 田中重好 (日本社会学会・名古屋大学教授)
全体討論
16:00~16:50
16:50~17:00 閉会挨拶:
今田髙俊(日本学術会議社会学委員会委員長・東京工業大学教授)
司 会: 橋本和孝 (社会学系コンソーシアム・関東学院大学教授)
コーディネーター:
野宮大志郎 (日本学術会議社会学委員会社会学コンソーシアム分科会
社会学系コンソーシアム・上智大学教授)
参加申し込み等
事前のお申し込みは必要ありません。どなたでもご参加頂けます。参加費は無料です。
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発行 環境社会学会 会長・宮内泰介(北海道大学)
事務局
大学生協学会支援センター内 環境社会学会事務局
〒166-8532東京都杉並区和田3-30-22
湯浅 陽一
E-mail: office[アットマーク]jaes.jp
□編集 湯浅陽一(理事 関東学院大学)
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