Skip to main content
研究例会

研究例会「津波被災地の多元的復興を考える――環境社会学の視点」(3/11)のご案内(最終版)

By 2015年3月1日12月 4th, 2021No Comments

■日時:2015年3月11日(水)16:00-18:00
 ※当日開催予定の修士論文報告会に引き続きおこないます。
■場所:立教大学(池袋キャンパス)12号館2階会議室
http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/
■参加費:無料 
■事前申し込み:不要 
■企画趣旨:
 毎年初夏に開かれている「環境三学会合同シンポジウム」は、今年は環境社会
学会の企画で「津波被災地域の多元的復興を考える――5年目の課題と展望」をテ
ーマに、6月の環境社会学会大会にあわせて開催されます。
 シンポジウム開催時には東日本大震災から4年が経過し5年目を迎えています。
そうしたなか、さまざまな≪望ましい復興像≫や≪地域社会の将来像≫が混在す
る津波被災地域では、故郷の回復のためにいかなる着地点が模索され、生活再建に
向けた漸進が試みられているのでしょうか。模索や漸進をエンパワーするには、公
式/非公式に、いかなる“しくみ”や“しかけ”が有効なのでしょうか。今年のシ
ンポジウムはこれらの問いに環境三学会としてどのように応答できるか議論するこ
とを目的とし、さまざまな価値観や正義が共存しうる多元的な復興の方途について
検討する予定です。
 今回の研究例会では、当学会からシンポジウムに登壇する平川全機会員(北海道
大学)を囲んで予備的なディスカッションをおこないます。「津波被災地域の復興」
に関して環境法学や環境経済学ではどのような議論がされているのか、話題提供を
通じてふまえたうえで、このテーマに関して環境社会学からどのような寄与ができ
るか検討します。
■話題提供:
(1)「環境法政策学からみた津波被災地の復興と課題」富田涼都(静岡大学)
(2)「環境経済・政策学からみた津波被災地の復興と課題」青木聡子(名古屋大学)
■企画担当:研究活動委員 富田涼都・青木聡子