環境社会学会第63回大会は、下記の通りオンラインにて開催します。
日程:2021年6月12日(土)~13日(日)
開催方法:オンライン開催
参加費:無料
大会スケジュール
6月12日(土)
13:00~15:00 企画セッションA 福島原発事故「低認知被災地」の汚染・対応・負担:茨城・栃木・宮城の自治体アンケート調査から考える
15:15~17:15 総会および奨励賞授賞式
6月13日(日)
9:00~12:00 自由報告部会
13:00~15:00 企画セッションB コンクリートと社会
15:15~16:45 コロナ禍の環境社会学を考える自由集会
参加申し込み
以下のフォームから参加申し込みを受け付けます(非会員の方も参加可能です)。企画セッション、自由報告における報告者の皆様も、別途こちらで参加登録をお願いします。申し込みいただいた方に、ZoomのミーティングIDとパスワードを大会直前にお知らせいたします。
託児について
学会の託児補助金を活用することができます。2018年6月の総会で決定したように、
- 託児補助金として、お子さん1名につき1大会1万円を支給します。利用者2名以降は50%(5000円/人)の支給とします。
- 補助金の支給は、信憑書類の提示と引き換えに、利用者の口座に大会後振り込みます。
- 支給の対象となる託児利用は、大会開催地周辺でも、利用者の自宅周辺でも広く認めています。
ご利用される方は大会当日までに学会事務局にご連絡ください。
学会事務局 office[at]jaes.jp [at]→@に変えて送信してください。
企画セッションプログラム
セッションA (6/12 13:00~15:00)
福島原発事故「低認知被災地」の汚染・対応・負担:茨城・栃木・宮城の自治体アンケート調査から考える
- 企画者 鴫原敦子(東北大学)
- 登壇者 鴫原敦子(東北大学)、清水奈名子(宇都宮大学)、蓮井誠一郎(茨城大学)、原口弥生(茨城大学)
- コメンテーター 小澤喜蔵氏(元茨城県小美玉市放射線対策統括室室長)
セッションB (6/13 13:00~15:00)
コンクリートと社会
- 企画者 山下博美(立命館アジア太平洋大学)
- 登壇者 山下博美(立命館アジア太平洋大学)、丸山一平(名古屋大学)、湯浅陽一(関東学院大学)、岩城一郎(日本大学)、浜本篤史(早稲田大学)、川口暢子(愛知工業大学)
自由報告プログラム
司会 古屋将太(環境エネルギー政策研究所)、土屋雄一郎(京都教育大学)
- SDGsを<大衆のアヘン>から、グローバル企業権力に贈られた<トロイの木馬>にできるか?――グローバル資本主義システムの正統化危機における地球環境問題の構図 / 岡野内正(法政大学)
- 環境問題を扱う文理融合・超学際型の研究実践の類型化 / 大谷通高(総合地球環境学研究所)、太田和彦(南山大学)
- 中国の廃品回収業参入に関する探索的検討 / 前田豊(信州大学)、金太宇(関西学院大学)
- 河川の水は誰のものか?――イラン・ザーヤンデルードの水利権と正当性をめぐる言説と実践からの検討 / 西川優(日本学術振興会・日本貿易振興機構アジア経済研究所)
(※今回は実践報告はありません)
「コロナ禍の環境社会学を考える自由集会」のご案内
昨年初頭から世界に大きな影響を与えている新型コロナウィルスによって、私たちの生活は大きな変化を余儀なくされています。環境社会学会会員の皆様におかれても、研究、教育、社会における実践などそれぞれの活動において制約を受けるとともに、それを乗りこえようと工夫に取り組んでいる方も多いのではないでしょうか。学会大会も、第61回(2020年6月)、第62回(同12月)、今回と3回続けてオンライン開催となり、会員相互の対面による交流も難しくなっています。
そこで、今期研究活動委員会の最後の企画として「コロナ禍の環境社会学を考える自由集会」を開催することといたしました。Zoomでの交流、ディスカッションには限界もありますが、この地球規模の問題と、新たな時代の到来とも言える状況に、環境社会学は何ができるのかを問い、それぞれが考える契機としていただければ幸いです。
集会は大会の主要なプログラムの終了後、自由参加とし、(1)研究、(2)教育、(3)社会実践の3つのテーマでブレイクアウトルームを設け、参加者の皆様のご経験やお考えを自由に交流いただきます。皆様にお願いが2点ございます。
- 自由集会へのご参加を希望される方は、大会参加申し込みの際、ディスカッションを希望するグループをお選びください。これはあらかじめ規模感を把握するためのもので、グループは当日、自由にお選びいただけますし、ブレイクアウトルームの移動も自由にできるようにいたします。
- 自由集会参加の有無にかかわらず、皆様がこの1年半の間に取り組んでこられた研究・教育・社会における実践等における課題と工夫、また、このコロナ禍という時代において環境社会学がすべきこと等に関するエピソードやメッセージをご記入いただく欄を、大会参加申し込みフォームに設けましたので、自由にお書きください。ご記入いただいたメッセージは、大会期間中、参加者の皆様に一覧いただけるようにする他、自由集会のディスカッションの参考といたします。
研究活動委員 熊本博之、寺内大左、茅野恒秀
お問い合わせ先 研究活動委員 熊本博之(明星大学)kuma[at]soci.meisei-u.ac.jp([at]→@に変えて送信してください。)