この度、ドイツより国際環境社会学者のGyoergy Szell 教授(オスナブルック大学)が、日独社会科学学会(第7回大会・横浜)シンポジウム「自然および社会文化的環境」(10月5-6日)に出席のため来日されます。せっかくの機会ですので、環境社会学会としても研究例会でのご講演をお願いしたところ、お忙しい日程にもかかわらず、ご快諾くださいました。そこで以下のように研究例会を開催いたします。
日時 : 2002年10月7日(月) 午後1時から4時まで
1:00ー2:30 講演
2:40-4:00 ディスカッション──司会 寺田良一(都留文科大学)
場所 : 成蹊大学 10号館2階 大会議室
武蔵野市吉祥寺北町3-3-1
(JR吉祥寺駅北口から関東バスで6分、成蹊学園前下車)
アクセスマップはこちら
講演題目 : Environmental Business Associations in Germany .
Szell教授によると、EBAは80年代から90年代にかけて環境問題への相互支援を行う企業の連合体として形成されてきたもので、この企業行動と環境というテーマは環境社会学の将来にとってとても興味深いイッシューであるとのことです。発表内容はここ2年半の研究の成果であり、まだ海外では未発表だそうです。ドイツの環境問題への取り組みにご関心のある環境社会学の若手のみなさん、どうか奮ってご参加ください。もちろん熟年の方も。
Szell教授の紹介 :
1941年生まれ。著書は『参加・労働者管理・自主管理』(1988年)、『ヨーロッパ統合と社会理論』(1997年)、『参加、グローバリゼーション、そして文化』(2002年)など7冊。関心領域は、環境と社会、テクノロジー・アセスメント、持続可能な地域社会、エコロジカル・マネジメント、参加と自主管理、新しいテクノロジーと労働組合、ヨーロッパ研究、戦後のドイツ社会学など。
参加予定の方は、10月4日までに高田(成蹊大学)までe-mail
aki@fh.seikei.ac.jp
でご連絡ください。前もって講演論文(英文)を読んでおきたい方はその旨 お書きください。添付ファイルでお送りします。
お問い合わせ先:
成蹊大学文学部 高 田 昭 彦 aki@fh.seikei.ac.jp
TEL 0422-37-3675(研究室)
FAX 0422-37-3875(成蹊大学文学部共同研究室)