第22回セミナーは、日本社会学会の開催に合わせて11月10日(金)に広島で行います。セミナー事務局は運営委員の谷口吉光が担当し、開催地での会場等については会員の淺野敏久さんにご協力をいただいて準備を進めています。
今回は被爆地・広島での開催であり、また「原爆ドーム」が世界遺産に登録されたこともありましたので、広島大学工学部の石丸紀興教授(専門は建築計画学)に「被爆建築物の保存と都市環境」というテーマで講演をいただき、その後数本の自由報告を行うという構成にいたしました(セミナー事務局には、春に実施できなかった「フィールド・トリップ」を実施してほしいという要望も寄せられましたが、日程的に難しく、また自由報告の時間をとることが運営委員会で決定されていましたので、残念ながら見送らせていただくことになりました)。
どうか多数ご参加いただきますよう、また自由報告へも多数お申し込みいただきますようお願いいたします。
日 時: 11月10日(金) 午後1時~5時
場 所: 広島大学東千田キャンパス 法学部・経済学部302教室(地図参照・以前の402教室から変更になりました)
プログラム:12時30分 受付開始
12時50分 開 会
午後1時~2時15分 講演「被爆建築物の保存と都市環境」
広島大学工学部教授 石丸紀興氏
原爆ドームのような被爆建築物は、歴史的景観として特異な意味を持っていると考えられます。その意味を生かしながら都市計画のなかでどのように活用していくべきなのかを中心にお話しいただきます。
石丸先生は建築計画学が専門。研究テーマは「戦災復興計画の研究」「被爆建築物の保存と利用方法」「都市づくり・地域おこしの実践を通じての都市・地域研究」などです。
午後2時15分~2時30分 休 憩
午後2時30分~5時 自由報告(募集要領は下記参照)
午後5時 閉 会
参 加 費: 1000円
【 懇親会のお知らせ 】
セミナー終了後、ささやかな懇親会を準備いたします。当日会場で申し込みを受け付けます。
【 自由報告の募集 】
現在締め切っております。自由報告のプログラムはこちら。
【 会場の地図と道順 】
広島大学には東千田キャンパスの他に、霞キャンパス、東広島キャンパスがあります。セミナーの会場は「東千田キャンパス」です。くれぐれもお間違えないようにおいで下さい。
●JRから市電に乗り継ぐ場合
市電で「紙屋町経由の宇品行き(1番)」に乗って下さい。同じ「宇品行き」でも5番に乗ると港に行ってしまいます。広島駅から所要時間は20~25分です。広島大学前で下車して下さい。
●飛行機で広島に来られる場合
空港からバスで広島バスセンターに着きます。バスセンターから外に出ると市電の紙屋町という停留所があります。そこで宇品行きに乗れば広島大学前につきます。なお,ここに来る宇品行き(1番か3番)は全て大学の前を通ります。
●また,「広島大学前」で下車すると,目の前にフェニックスの並木と正門のようなものがありますが,そこはかつての広大跡で,今は公園になっています。公園の入り口をやり過ごして50~100メートルのところに東千田キャンパスの入り口があります。電停から下車1分です。
【 広島大学東千田キャンパス配置図 】
大きいのでこちらをどうぞ。