第71回環境社会学会大会を6月21日(土)〜22日(日)に立正大学にて開催します。多数のご参加をお待ちしております。
*大会概要を更新しました(第4報)
*プログラム概要が決定しました(第4報)
*プログラム・要旨集を掲載しました(6月11日)
目次
大会概要
- 日時:2025年6月21日(土)〜22日(日)
- 会場:立正大学品川キャンパス11・13号館(連続しています)
*山手通りに面した11号館入口から入り、エレベーターで5階にあがってください
https://www.ris.ac.jp/access/shinagawa/floormap.html - 交通:JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン「JR大崎」駅から徒歩5分
JR山手線・都営地下鉄浅草線・東急池上線「五反田駅」駅から徒歩5分
東急池上線「大崎広小路駅」から徒歩1分
https://www.ris.ac.jp/access/index.html
【6月21日(土)】
12:30 開場・受付開始
13:00-16:00 シンポジウム
16:15-17:45 総会・奨励賞授与式
【6月22日(日)】
09:00 開門・ 開場・受付開始
09:30-12:30 自由・実践報告部会A・B・C
13:30-16:00 震災・原発事故特別委員会企画/自由・実践報告部会D
*6月22日は日曜日のため、山手通りに面した11号館入口のみ開門(開門時間=午前9時)となります。
*今回は、ありがたいことに多くの方に自由報告・実践報告を申し込んでいただきましたため、部会数を予定より増やし、2日目の午後にも自由・実践報告部会を組み込みました。
参加費・参加申込
- 参加費:当日支払い
一般会員/終身会員 1,000円、学生会員 500円、非会員 1,500円
*林業経済学会、「野生生物と社会」学会会員は会員料金でご参加いただけます。 - 参加申込:下記のフォームから、必要事項を記入・送信してください(6/18締切)
*当日の受付をできるだけスムーズに行うために事前申し込みにご協力ください。
シンポジウム
「環境社会学の課題と展望-『環境社会学事典』『シリーズ 環境社会学講座』刊行を契機として」
[第1部]
浜本篤史(早稲田大学):「『環境社会学事典』の編集過程と狙い」
堀川三郎(法政大学):「知の構造変化と日本の環境社会学の国際化—『環境社会学事典』編集経験からの省察」
足立重和(追手門学院大学):「今の環境社会学は新たなことばを紡げているか」
立石裕二(関西学院大学):「『環境』のメインストリーム化と情報化」
[第2部]
清水万由子(龍谷大学):「被害からの修復・再生に求められる協働とは何か」
大門信也(関西大学):「社会学教育の現場からみた『シリーズ環境社会学講座』」
山下博美(立命館アジア太平洋大学):「『環境社会学者になるには』を語る講座本」
椙本歩美(国際教養大学):「環境社会学の中心と周縁(仮)」
(休憩)
[第3部]討論
◇討論者 井上真(早稲田大学)・宮内泰介(北海道大学)・第1部および第2部の報告者8名
◇司会 関礼子(立教大学)
自由・実践報告
部会A:環境リスクと地域社会
司会:原口弥生(茨城大学)
A-1[自由報告]:中山敬太(早稲田大学)
「有機フッ素化合物(PFAS)汚染をめぐるリスクと不確実性の社会構造―加害と被害に対する『構造的暴力論』の観点から」
A-2[自由報告]:齊藤由倫(高崎経済大学)
「自治体の普及啓発施策がもつ生活系ごみ削減要因の探索(1)」
A-3[自由報告]:木村憲一郎(富士大学)
「原発事故から14年を経た福島の森林利用」
A-4[自由報告]:小原直将(関西学院大学大学院社会学研究科)
「住民参加の伴う原発事故後のまちづくりの議論の課題―『双葉町復興まちづくり委員会(平成24年度〜25年度)』の決定可能性の分析」
A-5[実践報告]:高野聡(原子力資料情報室)
「核ごみ文献調査を拒否した長崎県対馬市の住民運動に関する研究」
部会B:食をめぐる制度と言説
司会:福永真弓(東京大学)
B-1[自由報告]新井雄喜(松山大学)
「水産物認証(ASC)の他地域への波及プロセスと『社会変革』における役割」
B-2[自由報告]西城戸誠(早稲田大学)・髙﨑優子(北海道教育大学)・廣本由香(福島大学)
「『八丈くさや』の変遷―『におい』と人のかかわりをめぐって」
B-3[自由報告]藤原なつみ(九州産業大学)・丸山康司(名古屋大学)
「有機農業を支持する消費者の多様性―小規模農園の購入者アンケート調査分析をもとに―」
B-4[自由報告]紀平真理子(名古屋大学環境学研究科)
「奪われた『自然』と選択される『科学』―環境言説の制度化がもたらすオーガニック給食運動をめぐる対抗運動を事例に―」
部会C:気候変動と応答の多様性
司会:寺林暁良(北星学園大学)
C-1[自由報告]白井信雄(武蔵野大学)
「気候変動への心的飽和を解消する方策―飯田市民アンケート調査の2時点比較をもとに」
C-2[自由報告]杉本陽太(信州大学大学院総合人文社会科学研究科)
「太陽光発電事業の社会的受容性―長野県内自治体の応答にみる『推進』と『規制』の複雑性―」
C-3[自由報告]佐藤圭一(一橋大学)
「民主主義の多様性と気候変動対策の進展」
C-4[実践報告]木原浩貴(総合地球環境学研究所/京都府地球温暖化防止活動推進センター)
「京都府亀岡市における学校断熱ワークショップの事例―建築物の脱炭素化を目指す社会運動のひとつとして―」
C-5[実践報告]平岡俊一(滋賀県立大学環境科学部)
「地域脱炭素分野における中間支援組織の体制構築の活性化に向けた取り組み―『脱炭素地域づくり推進に向けた中間支援交流フォーラム』の活動報告 」
部会D:自然と社会をつなぐ経験と認識
司会:吉村真衣(名古屋大学)
D-1[自由報告]中原淳(京都大学農学研究科)
「不登校児の母子が農山村の森林に移動する要因―岐阜県西濃における不登校児向け『森の居場所』を事例として―」
D-2[自由報告]清水拓(早稲田大学文学学術院)
「『自然相手』の炭鉱労働」
D-3[実践報告]岩松文代(北九州市立大学)
「古木の残存から保存への認識の転換と管理方法の模索―大学敷地のシンボルツリーをめぐって―」
D-4[自由報告]藤井紘司(千葉商科大学)
「被爆樹木は語ることができるか―沈黙と分有の記憶論に向けて―」
震災・原発事故特別委員会企画
「災後の『住まう』を考える―津波被災地域の現在から」
◇第1報告 平川全機(北海道大学)
「住宅再建をめぐる制度と選択は何をもたらしたか―宮城県石巻市 北上町の14 年―」
◇第2報告 青木聡子(東北大学)
「復興構想から外れるという『被災』―宮城県・山元町のコンパクトシティ化と沿岸地域―」
◇コメント 菊地直樹(金沢大学)
◇司会 髙﨑優子(北海道教育大学)
託児サービス利用補助制度のご案内
- 第71回大会でも、学会の託児補助金を活用することができます。
- 託児補助金として、お子さん1名につき1大会1万円を支給します。託児対象のお子さんが複数の場合は、2人目以降は1名につき5000円となります。
- 補助金の支給は、信憑書類の提示と引き換えに、利用者の口座に大会後振り込みます。
- 支給の対象となる託児利用は、大会開催地周辺でも、利用者の自宅周辺でも広く認めています。
- ご利用される方は6月21・22日の大会当日までに学会事務局(jaes[at]soubun.org )までご連絡ください
*[at]を@に変えてお送り下さい - なお、環境社会学会では、大会運営ならびに他の参加者の支障にならないようご配慮いただいた上での子ども連れでのご参加、ご報告が可能であることを申し添えます。
宿泊について
- 今大会は宿泊施設の斡旋は行いません。各自で確保願います。
昼食について
- 6月22日(日)は学内の食堂が閉店しています。
- キャンパス周辺(JR大崎駅、五反田駅近辺)には飲食店がありますが、日曜日に営業していない店舗も多いのでご留意ください。
- 駅近辺にはコンビニなどもあります。
通信環境について
- 立正大学の学内ではeduroamが使用可能です。
- 学外者が自由に使えるWi-Fiアカウントの用意はありません。
- eduroamの使用には、所属機関のアカウントなどが必要になりますので、それぞれの担当部署などにご確認ください。
自由報告・実践報告の募集(終了)
- 本大会の自由報告・実践報告の募集は5月23日(金)をもって終了しました。
◇自由報告・実践報告担当
廣本由香(福島大学) hiromoto[at]ads.fukushima-u.ac.jp
髙﨑優子(北海道教育大学)takasaki.yuko[at]k.hokkyodai.ac.jp
*[at]を@に変換して送信してください。
(研究活動委員会)