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研究例会

環境社会学会研究例会(関東地区)開催のお知らせと報告者募集

By 2002年1月15日12月 24th, 2021No Comments

 このたび関東地区の会員が中心となって、以下のような三回の研究例会の開催を企画いたしました。
 本研究例会では、「環境社会学の主要な研究諸潮流の回顧的検討」を全体を通した主題として、環境社会学研究会/環境社会学会の10年間の取り組みのなかで登場した研究諸潮流の総括および各諸概念の再検討を継続的に行っていきます。
 第1回は導入的報告に基づく総括的討論を行い、第2回目は、日本環境社会学の形成過程において大きな役割を果たした飯島伸子先生の1960年代から70年代前半にかけての公害研究を、新たに発見された文献をもとに振り返ります。
 本研究例会は来年度以降も上記の主題のもとに、引き続き主要な研究潮流に関してそれぞれ報告と議論を重ねていく予定です。
 環境社会学の到達点を確認し、個々のテーマに取り組んでいる特に院生世代の研究を全体的研究史の中で位置づけ、同じような方向性を持つ研究者が諸大学横断的に活発に議論する場として、本研究例会がみなさまの研究の一助となれば幸いです。ぜひふるってご参加ください。
 また、第3回研究例会は、関東および関西地区の環境社会学関連の修士論文の発表会とします。狭義の環境社会学のみならず、広義の環境社会学会関連の修士論文の成果を発表していただき、じっくり議論ができるようにしたいと考えています。他大学大学院で同分野を研究している院生の学的出会いの場、さらに博士課程進学後の研究テーマを展望する上でも貴重な意見交換の場にできればと思っていますし、修士1年次の皆さんにとっても有意義な場になるだろうと思います。
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         記
 環境社会学会研究例会(関東地区) 
●(2001年度)第1回
日時:2002年1月26日(土)午後2時~5時
場所:法政大学市ヶ谷キャンパス 69年館1階会議室
http://www.hosei.ac.jp/gaiyo/campusmap/ichigaya
司会 吉沢四郎
・テーマ報告 「日本の環境社会学の主要研究潮流-包括的検討」
 報告者 茅野恒秀(法政大学大学院)
 コメンター 堀川三郎(法政大学)
・自由報告
「市民的専門性を地域の社会運動にどう培うか
 ~吉野川可動堰の是非を問う徳島市の住民投票運動から考える」
 報告者 佐野淳也(FoE JAPAN)
●第2回
日時:2002年2月23日(土)午後2時~5時30分
場所:法政大学市ヶ谷キャンパス 55年館875室
http://www.hosei.ac.jp/gaiyo/campusmap/ichigaya
司会 池田寛二(日本大学)
・テーマ報告 「飯島伸子氏の初期公害研究」
 報告者   舩橋晴俊(法政大学)
 コメンター 鬼頭秀一(東京農工大学)
・自由報告
 尾崎寛直(東京大学大学院)[ 公害被害地域の再生と被害者運動を題材に ]  三上直之(東京大学大学院)[ 東京湾三番瀬の環境保全運動を題材に ]  花岡晋平(東京都立大学大学院)[ 新潟水俣病問題を題材に ] 第1回・第2回企画担当者:
舩橋晴俊(法政大学)
福永真弓(東京農工大学大学院)
茅野恒秀(法政大学大学院)
●第3回「2001年度修士論文発表会(関東+関西地区)」
日時:2002年3月23日(土)午後
場所:法政大学市ヶ谷キャンパス 大学院棟304室
http://www.hosei.ac.jp/gaiyo/campusmap/ichigaya
司会:   堀川三郎・鬼頭秀一・他(調整中)
報告者:  (募集中)
企画担当者:堀川三郎(法政大学)
      鬼頭秀一(東京農工大学