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学会大会

第40回環境社会学会大会(セミナー)のお知らせ

By 2009年11月11日12月 24th, 2021No Comments

第40回環境社会学会大会(セミナー)のお知らせ 
自由報告+シンポジウム「災害研究のアクチュアリティ―自然と社会の
レジリエンスへ向けて―」+嘉田由紀子さん特別講演
■ 開催概要
【日時】2009年12月12日(土)10:00~17:45(9:30~受付)
【場所】京都教育大学 藤森キャンパス
【参加費】一般2,000円、学生1,000円
【会場までの交通】 http://www.kyokyo-u.ac.jp/kouhou1/access.html
 [JR利用の場合] 京都駅からJR奈良線で3駅(約8分)、JR藤森駅で下車し徒歩で約3分
  * 快速電車は最寄駅に停車しませんのでご注意ください。 
 [京阪電車利用の場合] 京阪本線墨染駅下車、徒歩で約7分
  * 準急または普通電車をご利用ください。
  * 大阪・淀屋橋方面からは丹波橋駅での乗り換えが便利です。
【昼食および懇親会について】
  * 昼食および懇親会の申し込みをお願いします
大会終了後、大学構内の生協食堂で懇親会を開催致しますので、みなさま奮ってのご参加をお待ちしております。会費は、一般4,000円、院生2,500円程度を予定しております。
また、大学の構内および周辺には昼食をとれる場所が(ほんとうに)ありませんので、お弁当の手配を致します。1,000円(お茶付)での提供となります。
懇親会への参加、弁当の注文ともに事前に人数を把握する必要がありますので、12月4日(金)の正午までに下記にお申し込みください。 
    [申し込み先] http://my.formman.com/form/pc/xZ2bWW0WDe54zooW/
【ベビーシッティングについて】
 セミナー時のベビーシッティングは、「学会セミナー時におけるベビーシッターの取り扱い」に基づいて行います。希望する会員は、1ヶ月前までに、会場校担当宛に電子メール(yuichiro@kyokyo-u.ac.jp)にてお知らせください。折り返し、詳細につきご相談させていただきたく存じます。

セミナー時におけるベビーシッターの取り扱い
2005年10月
会員から、セミナー開催期間中にベビーシッターを手配してほしいという要望があり、それに応えて環境社会学会では、以下のような取り扱い内規を定める。
1.学会事務局からセミナー担当者に、会場近辺でのベビーシッターに関する情報収集・提供を求めるとともに、セミナー開催中のベビーシッティング用の部屋(和室ないし絨毯の部屋が望ましい)の用意と、受け付けでの利用者の案内・誘導等に関して打診する。部屋の確保が可能で、その借用代金が高額にならない場合には、それらの手配を依頼する。なお、部屋の借用代金は、学会負担とする。
2.学会事務局は、「ニューズレター」「メールマガジン」のセミナー案内に業者・料金等の情報を掲載する。
3.すべての利用者は自己責任においてベビーシッター業者と契約する(自己保険契約等を含む)ものとし、その費用は自己負担とする。

【会場校からのお断りとお願い】
 大会当日は、新型インフルエンザ対策として、本学の推薦入試(追試験)の実施が予定されております。運営にあたり会員のみなさまにはご不便をおかけすることもあるかと思いますが、ご理解・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
【スケジュール】
9:30~    受付開始
10:00~12:30 自由報告
13:30~16:30 シンポジウム
            「災害研究のアクチュアリティ―自然と社会のレジリエンスへ向けて―」
16:45~17:45 嘉田由紀子滋賀県知事 特別講演
18:15~20:00 懇親会
■ シンポジウム(13:30~16:30)
  「災害研究のアクチュアリティ―自然と社会のレジリエンスへ向けて―」
【パネリスト】
浦野正樹(早稲田大学)、林 勲男(国立民族学博物館)、笠原一人(京都工芸繊維大学)
原口弥生(茨城大学)
【テーマの趣旨】
 災害研究は環境社会学の一領域であるが、これまで十分な関心が向けられてきたとは言えない。しかし、独立した研究領域として確立し始めた災害社会学、災害エスノグラフィの成果は、災害研究の課題や方法が狭義の環境問題や環境共存の社会学と共通することを示している。
 このシンポジウムでは、災害研究において近年注目されているレジリアンス(災害からの回復力、災害弾力性)の概念に焦点を絞り、地域社会における自然との関わり方や災害経験の記憶や継承のされ方について、研究の最前線をご報告いただく。ここでの議論が、自然生態系と地域社会の双方のレジリアンスへ向けた環境社会学の助走路となれば幸いである。
■自由報告(10:00~12:30)
【分科会A】地球環境とローカルガバナンス (司会 萩原なつ子 立教大学)
1.「多主体連携型の環境政策形成におけるNPO法人「気候ネットワーク」の役割
   ――京都市の地球温暖化防止活動とローカルガバナンス(1)」
豊田陽介*(NPO法人気候ネットワーク)・平岡俊一(龍谷大学)・
山添史郎(滋賀県日野町役場)・野田浩資(京都府立大学)
2.「環境パートナーシップ組織としての「京のアジェンダ21フォーラム」の課題
   ――京都市の地球温暖化防止活動とローカルガバナンス(2)」
  平岡俊一*(龍谷大学)・豊田陽介(NPO法人気候ネットワーク)・
山添史郎(滋賀県日野町役場)・野田浩資(京都府立大学)
3.「環境アセスメントの制度化過程の社会学的分析 ――科学と市民参加の相克に注目して」
  立石 裕二(関西学院大学)
4.「風力発電の社会的受容に関する研究動向」
  本巣芽美*(東京大学)・丸山康司(東京大学)・飯田誠(東京大学)
5.「風力発電紛争の実態」                    中澤高師(一橋大学大学院)
【分科会B】生活環境と都市・災害 (司会 井上治子 名古屋文理大学)
1.「中規模河川流域単位による住民合意形成の場の設計に向けて
   ――長野県・砥川流域協議会を事例として」         保屋野初子(東京大学大学院)
2.「近世日本都市の生活用水の今日的な意義について」                平井太郎
3.「環境社会学における自然災害研究の視角――伊勢湾台風災害の事例」
  中須正((独)防災科学技術研究所)
4.「被災地コミュニティにみる伝統文化の継承-阪神淡路大震災後のだんじりの事例から」
  川田美紀(早稲田大学)
【分科会C】地域資源をめぐる社会関係 (司会 荒川康 大正大学)
1.「当事者参加の必要性と当事者視点の危険性 ――農業者としての立場から」
         野口憲一(日本大学大学院)
2.「地域資源の維持管理に向けた中山間地域の取り組み
   ――愛知県三河山間地域の取り組み事例」           松岡崇暢(岡山大学大学院)
3.「社会関係の再構築における自然の役割
   ――沖縄県国頭村,楚洲集落における地域おこしの事例から」 金城達也(北海道大学大学院)
4.「海洋資源管理における住民参加 ――セネガル・バンブーン地域共同体海洋保護区の事例から」
  関野伸之(北海道大学大学院)
■嘉田由紀子さん(滋賀県知事.環境社会学会元会長)特別講演(16:45~17:45)
「公共事業見直しをめぐる知事の苦悩と展望――新幹線新駅、ダム問題をめぐって」
 2006年7月に知事に就任して3年数ヶ月、必要性の低い公共事業を「もったいない」として凍結、中止をマニフェスとにかかげて知事当選したが、圧倒的多数を占める議会推進派とのやりとり、地元首長や地権者や受益者、ダム水没予定地住民など、多様なステークホールダーの納得と理解を得るためにいかなる苦悩があったのか、国自体が政権交代をした2009年9月以降、いかなる展望が開けるのか、知事自らが語る、地方政権交代のドラマツルギー。
■大会事務局
 会場:土屋雄一郎(京都教育大学)yuichiro[a]kyokyo-u.ac.jp
 自由報告:原口弥生(茨城大学)yayoih[a]mx.ibaraki.ac.jp
 シンポジウム:大塚善樹(東京都市大学)、原口弥生(茨城大学)、西城戸誠(法政大学)

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