環境社会学会は、機関誌『環境社会学研究』第12号を発行しました(特集・小特集:世界遺産)。目次は下記の通りです。
目次
巻頭エッセイ
- 日本の環境社会学の国際化(平岡義和)
特集・小特集:世界遺産
- 特集・小特集のことば(片桐新自)
特集論文
- 世界遺産条約のめざすもの(宗田好史)
- 世界遺産の保全と住民生活(才津祐美子)
- シレトコ世界自然遺産へのアイヌ民族の参画と研究者役割(小野有五)
- 伝統の消費(野田浩資)
小特集論文
- しれとこ100平方メートル運動から世界遺産へ(村田良介)
- 危機に瀕する「世界遺産」(松居秀子)
- 鎌倉の世界遺産登録運動(寺田篤生)
論文
- 途上国の自然資源管理における正当性の競合(安部竜一郎)
- 自然公園内に受け継がれる「ヤマ」(武中桂)
- 野生チンパンジーとの共存に最適な村落景観をめぐる在来知に基づいた保全モデル(山越言)
- 共同利用空間における自然保護のあり方(川田美紀)
- 「学習」という通路:見沼たんぼ福祉農園の実践をめぐる「よそ者」論の検討(猪瀬浩平)
研究動向
- 国際社会学会(ISA)に参加して(長谷川公一)
- 三学会に参加して(脇田健一)
特別寄稿
- 飯島伸子文庫開設(平林祐子)