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メールマガジンアーカイブ

メールマガジン第324号(シンポ、第53回大会情報)

By 2016年5月15日No Comments

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■■       環境社会学会メールマガジン       ■■
                         第324号 2016/5/15
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目次
■ 有害化学物質削減ネットワーク・総会記念シンポジウムのご案内(5/29)
■ 第53回環境社会学会大会のお知らせ(再掲:参加申込み締切5/19)
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┃■┃有害化学物質削減ネットワーク・総会記念シンポジウムのご案内(5/29)
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『過去の重大化学物質事件から何を学ぶか
~森永ヒ素ミルク、カネミ油症、ボパール事故にみるリスクの継続~』
・特別報告 「化学物質管理と災害―緊急時対応を考える」
        中地重晴氏(熊本学園大学教授・Tウオッチ理事長)
・パネラーからの報告
① 森永ヒ素ミルク中毒事件から考える食品安全問題の射程」
    中島貴子氏(立教大学兼任講師、科学技術社会論)
② 「なぜ被害者は被害を訴え続けなければならないのか」
―カネミ油症発覚48年目の到達点と課題―
    宇田和子氏(福岡工業大学社会環境学部助教、環境社会学)
③ 「ボパール事故30年目の課題と国際的リスク評価の意味」
―リスク・健康・正義をめぐる評価の多様性―    
    藤川 賢氏(明治学院大学社会学部教授、環境社会学)
・コーディネーター 
    寺田良一 氏(明治大学文学部教授・Tウオッチ理事)
・日 時: 2016年5月29日(日)午後1時半~4時半
・場 所: 明治大学駿河台キャンパス・リバティータワー1163教室
         東京都千代田区神田駿河台1-1 明治大学・リバティータワー16階
・主 催: 特定非営利活動法人 有害化学物質削減ネットワーク(Tウオッチ)
   参加申込及び連絡先: 〒136-0071東京都江東区亀戸7-10-1 Zビル4F 
   TEL 03−5627−7520 FAX 03-5627-7540  E‐mail info@toxwatch.net
     参加希望者はできるだけe-mail、またはFAXでお申し込みください。
   資料代 1,000円(会員500円) 
本シンポジウムは地球環境基金の助成を受けています。
≪記念シンポジウムの趣旨≫
◎特別報告 「化学物質管理と災害―緊急時対応を考える」
   講師 中地 重晴 (Tウオッチ理事長・熊本学園大学)
 Tウオッチでは、2011年3月11日の東日本大震災に伴う津波被災地において、化学物質汚染の可能性がある津波で被害を受けたPRTRデータ届け出事業所一覧の情報提供や、周辺地域の土壌汚染調査をしてきました。その経験から、現在離PRTR制度では届け出が義務化されていない取扱量や備蓄量の届け出や、緊急時対応の報告などをPRTR制度に含めるべきだという提言をしてきました。今回の熊本での被災経験も含めて、理事長の中地が問題提起します。
◎テーマ 「過去の重大化学物質事件から何を学ぶか」
~森永ヒ素ミルク、カネミ油症、ボパール事故にみるリスクの継続~
 森永ヒ素ミルク事件、カネミ油症、インドのボパール農薬工場爆発事故は、いずれも環境問題史に残る重大な有害化学物質事故・事件ですが、時間の経過とともに、次第に記憶から薄れつつもあります。しかし、これらの「その後」を調査している若手の研究者たちによれば、多くの公害問題等と同様、これらの事件もまだ「終わっていない」のです。それどころか、今も残る地下水汚染(ボパール)、継続する健康被害と次世代以降への影響継続の懸念、その後も頻発する食品汚染事件といった形で、それらのリスクは継続、拡大し続けているともいえます。
 本シンポジウムでは、中島貴子氏(立教大学、科学技術社会論)、宇田和子氏(福岡工業大学、環境社会学)、藤川賢氏(明治学院大学、環境社会学)の3氏に、これらの事件の「その後」、リスク・ガバナンス(市民を含む広範なステイクホルダーによる「協治」)、環境政策と食品安全性政策の制度的空白の問題、途上国における被害者支援や拡大する化学物質生産の問題などについて報告していただき、市民サイドからすべきことを考えます。
【アクセス】
JR中央・総武線 御茶ノ水駅下車 徒歩3分 /東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅下車 徒歩5分
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅下車(B3出口)徒歩3分/都営地下鉄新宿線 小川町駅下車(B5出口)徒歩5分
 特定非営利活動法人 有害化学物質削減ネットワーク(略称:Tウオッチ)
〒136-0071東京都江東区亀戸7-10-1 Zビル4F 
TEL 03−5627−7520 FAX 03-5627-7540
URL http://www.toxwatch.net/  E‐mail info@toxwatch.net
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┃■┃第53回環境社会学会大会のお知らせ(参加申込み締切5/19)
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【テーマ】柳川掘割再生の三〇年
【趣 旨】 
 福岡県柳川市は、筑後川と矢部川の最下流に位置し、市の南部は有明海の湾奥部に面しています。潮の干満の差が大きい有明海の河川河口部には広大な低湿地(干潟)が形成され、柳川市の大部分は、古くからこの低湿地を開拓・干拓してつくられた大小の干拓地からなります。低湿地(干潟の高い所)に住みついた人々は、土地のかさ上げのために住居の周囲を掘り下げ、その堀に水を引き込んで生活に利用してきました。柳川城下には無数の堀がはりめぐらされ(掘割)、現在でも旧城下町柳川の風物詩となっています。この掘割の水は、農業用水としても重要な意味を持っており、取水門や堰をとおして下流の農村部まで水を送るしくみになっています。
 ところが、生活の近代化とともに堀の水と人との関係は疎遠になり、堀の荒廃や水の汚濁が進みました。その中にあって一九七〇年代から八〇年代に登場した柳川市の掘割再生の試みは、水と人の関係の復興が社会の問題でもあることを提起し、全国の自治体の施策、環境運動、住民活動に大きなインパクトを与えました。今大会は、掘割再生がはじまって以後三〇年以上が過ぎた現在、水都と呼ばれるようになった柳川の堀と人との関係はどのように変わったのか、またそこにどのような課題と可能性があるのかを学ばせていただきながら、今後の水環境問題への対処について考えを巡らせることを目的としています。
 エクスカーションおよび地域セッションでは、城下の掘割を散策、および下流の農村部の見学を行った後、掘割再生の活動に長年取り組んでこられた「水の会」会長の立花民雄さん、さらに代表幹事の山口徳雄さんのお二人にお話しをいただく予定です。
【日程】 2016年6月11日(土)12:30~ 12日(日)17:00
     (各種委員会は6月10日夜または11日午前)
【場所】 柳川総合保健福祉センター「水の郷」 (地域セッション・自由報告) 
かんぽの宿 柳川 (宿泊・懇親会) 〒832-0057 福岡県柳川市弥四郎町10-1
【内容】 11日 エクスカーション、地域セッション、懇親会
12日 自由報告 総会
【参加申込】振込によって参加申込とします。参加費・振込方法については下記を参照ください。(エクスカーション以外については当日参加も可能です)
【スケジュール】(予定)
6月11日 (集合)西鉄柳川駅(12:30)
佐賀空港11時40分着便には送迎有り
      12:40~15:00  水郷めぐり (船上で昼食:雨天の場合は変更あり)
               水郷地区散策
      15:00~16:40  下流農村見学 (有明干拓地農村)
      17:00~18:30  地域セッション「柳川掘割再生の三〇年」(於:水の郷)           
      19:00~21:00  懇親会 (於:かんぽの宿)
6月12日 9:00 ~17:00  自由報告 (於:水の郷)
      (11:30~ 12:30 総会)
【参加費】 (参加形態に該当する 金額を下記口座に振り込みください)
(内訳)
  大会参加費(自由報告・地域セッション):2000円  (学生 1500円)
  エクスカーション(昼食込): 4000円
  懇親会:4500円  (学生 1000円)
  宿泊費:8500円
  12日昼食費:500円
<一般>
① 19,500円 エクスカーション・懇親会・宿泊・12日昼食・大会参加
② 19,000円 エクスカーション・懇親会・宿泊・大会参加
③ 6,000円 エクスカーション・大会参加
④ 15,500円 懇親会・宿泊・12日昼食・大会参加
⑤ 15,000円 懇親会・宿泊・大会参加
⑥ 2,500円 12日昼食・大会参加
⑦ 2,000円 大会参加
<学生>
⑧ 15,500円 エクスカーション・懇親会・宿泊・12日昼食・大会参加
⑨ 15,000円 エクスカーション・懇親会・宿泊・大会参加
⑩ 5,500円 エクスカーション・大会参加
⑪ 11,500円 懇親会・宿泊・12日昼食・大会参加
⑫ 11,000円 懇親会・宿泊・大会参加
⑬ 2,000円 12日昼食・大会参加
⑭ 1,500円 大会参加
【振込期間】 4/15 ~ 5/19 
【振込先】 ゆうちょ銀行  当座預金
     (店名)一七九 店   (口座名称)環境社会学会柳川大会事務局 
【口座記号番号】 01730-6-144741    
 
★ 振込用紙の通信欄に、必ず以下の情報をお書きください。
・上表のなかの番号(①~⑭のうち一つ)
・性別
・エクスカーション参加者でウナギ弁当以外の昼食を希望する方は「ウナギ以外」とお書きく ださい
★ エクスカーションについては、バス・船の定員がございますの で、大会直前の追加はできないことがあります。 
託児:12日は、会場内にあるキッズルーム(共用)を利用することができます。キッズルームでの 託児を希望される方は、5月中に事務局までお子様の年齢と人数をご連絡ください。
事務局 (問い合わせ先) 〈アット〉を@に変換して送信ください。
佐賀大学農学部 藤村美穂 (参加申込み等) fujimum〈アット〉cc.saga-u.ac.jp
熊本大学文学部 牧野厚史 (エクスカーション) atsushi〈アット〉kumamoto-u.ac.jp
長崎大学環境科学部 黒田 暁(自由報告) skuroda〈アット〉nagasaki-u.ac.jp
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発行 環境社会学会 会長 池田寛二(法政大学)
       事務局:大学生協学会支援センター内 環境社会学会事務局
                 〒166-8532東京都杉並区和田3-30-22
                 E-mail: office[アットマーク]jaes.jp
□編集・送信 原口弥生(茨城大学・事務局長)
□メールアドレス・住所・所属など個人情報の変更、メールマガジン掲載依頼
(毎月10日・25日締切)、その他のお問い合せは、上記事務局までお願いいたします。
□年会費の振り込み先:郵便振替口座:00530-8-4016 口座名:環境社会学会
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