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■■ 環境社会学会メールマガジン ■■
第364号 2017/12/01
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目次
■ 日弁連主催シンポジウム「福島原発事故被害の賠償と回復」開催のお知らせ(12月2日)
■ 「第4回震災問題研究交流会」開催のお知らせ(報告申込締切1月31日)
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┃■┃ 日弁連主催シンポジウム「福島原発事故被害の賠償と回復」開催のお知らせ
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福島第一原発事故から6年が経過し、避難地域の指定解除も進んでいますが、他方、
帰還はほとんど進まず、多くの事業者は元の状況に復することもできず、被害は継続し、
また、生活は重大に侵害されたままです。そうした中で、全国各地で、民事訴訟を通じた
損害の賠償と被害の回復に向けた動きが進行しており、原子力損害賠償解決センター
(ADR)にも、2万件を超える申立てがされ、1万7000件を超える和解が成立しています。
また、避難者による集団訴訟について、今年3月17日には群馬地方裁判所で、9月22日
には千葉地方裁判所で、10月10日には福島地方裁判所と連続して判決が出されています。
こうした状況において、福島原発事故被害の賠償と回復について検討していくため、
各地の集団訴訟の判決やADRの状況を検討評価し、さらに、賠償と被害の回復の課題
について、検討議論する機会として、本件シンポジウムを企画しました。ぜひ多数ご参集ください。
https://www.nichibenren.or.jp/event/year/2017/171202_2.html
【日時】
2017年12月2日(土) 13時00分~17時00分(12時30分開場予定)
【場所】
明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー1021教室
■JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩約3分
■東京メトロ千代田線/新御茶ノ水駅 下車徒歩約5分
■都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線/神保町駅 下車徒歩約5分
事前申込および参加費不要
【第1部】(総論)
報告「訴訟の状況、判決の評価と課題」
吉村 良一氏 (立命館大学大学院法務研究科教授・民法)
報告「福島原発事故の被害の特性」
除本 理史氏 (大阪市立大学大学院経営学研究科教授・経済学)
報告「ADRと訴訟における原発事故被災者損害論の現状と課題」
二宮 淳悟氏 (弁護士、日弁連東日本大震災・原子力発電所事故等対策本部委員)
特別報告「原賠審指針の意義と限界」
大谷 禎男氏 (弁護士、元裁判官、元原子力損害賠償紛争解決センター総括委員長、
元原子力損害賠紛争償審査会委員)
【第2部】(各論)
報告「損害論の課題」
潮見 佳男氏 (京都大学大学院法学研究科教授・民法)
報告「慰謝料について」
若林 三奈氏 (龍谷大学法学部法律学科教授・民法)
報告「国の責任について」
下山 憲治氏 (名古屋大学大学院法学研究科教授・行政法)
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┃■┃ 「第4回震災問題研究交流会」開催のお知らせ
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日本社会学会 震災問題情報連絡会
研究交流会代表 早稲田大学 浦野正樹
2017年3月に開催した第3回東日本大震災研究交流会を、今年度も下記のとおり
開催いたします。この交流会は、日本社会学会の研究活動委員会を中心に設けられた
震災情報連絡会から発展したものです。今年度も、幅広い分野からの参加を歓迎いたします。
今回は東日本大震災に限らず、熊本地震や集中豪雨災害等の甚大な災害の発生をふまえ、
災害と社会との関わりや影響を含めて幅広い研究交流が出来ればという思いから、震災問題
研究交流会と名称を変えて開催いたします。発表者だけでなく、参加して一緒に討論していただける方、
社会学者と一緒に議論してみたい他分野の研究者、行政担当者、マスコミ関係者、災害研究に
関心をお持ちの方にも参加していただきたいと思っています。
※昨年までの研究交流会につきましては、プログラムなど、以下リンク先からご覧いただけます。
http://www.gakkai.ne.jp/jss/2011/09/17111811.php
本年はちょうど、震災から7年で、東日本大震災のこれまでの研究の蓄積についても振返り、
今後の研究のあり方や今後の研究交流のあり方について議論できたらと考えています。
本交流会では研究発表を募集し、最新の研究動向を共有する時間を確保するとともに、
今後の震災研究に関連する討論の時間も、なるべく長く確保したいと思います。
開催日時:2018年3月23日(金)10:00~17:00
場所:早稲田大学戸山キャンパス(文学学術院キャンパス)33号館3階第一会議室*
* 時間については、報告者の数などで若干変更があるかもしれません。
* プログラムは、決定後に、参加者にご連絡します。日本社会学会のウェブサイトの
「東日本大震災関連ページ」の「3.研究活動委員会からお知らせ」にも掲載する予定です。
≪研究発表・報告者の募集について≫
本交流会では、社会学および関連諸分野の研究発表を募集します。発表時間などは、
報告希望者の数により変動しますので、予めご了承ください。
昨年度は25本の報告が行なわれました。できれば前回同様、報告要旨をまとめた
簡単な報告書を後日、作成したいと思います。
≪報告の申し込み方法≫
(1)お名前、(2)ご所属、(2)ご連絡先(Emailアドレス)、(4)専門分野、(5)報告タイトル、
(6)報告要旨(150字程度・形式自由)を、下記連絡先までEmailにてお知らせください。
報告申込締切:2018年1月31日(水)
報告申込先:震災問題研究交流会事務局
(office150315dcworkshop@gmail.com)
※Emailのタイトルには「震災問題研究交流会報告申込」と記入してください。
※(1) (2)について共同報告者がいる場合は、共同報告者の情報もすべて
記入いただいたうえで、筆頭報告者に丸をつけてください。
※交流会にて報告を希望されず、参加のみ希望の方も、上記事務局まで事前に
参加人数の連絡をいただければ幸甚です。
皆様のご参加・ご報告をお待ちしております。
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□発 行 環境社会学会 会長 谷口吉光(秋田県立大学)
□事務局 アカデミーセンター (株)国際文献社内 環境社会学会事務局
〒162-0801 東京新宿区山吹町358-5
E-mail jaes-post〔アットマーク〕bunken.co.jp
□編集・送信 植田今日子(上智大学・事務局長)
□メールアドレス・住所・所属など個人情報の変更は、上記までメールか郵便で
ご連絡ください。
□メールマガジン掲載依頼(毎月10日・25日締切)、その他のお問い合せは、
上記事務局までお願いいたします。
□年会費の振り込み先:郵便振替口座:00530-8-4016 口座名:環境社会学会
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