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メールマガジンアーカイブ

環境社会学会メールマガジン 第372号

By 2018年3月14日No Comments

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■■         環境社会学会メールマガジン         ■■
                        第372号  2018/03/15
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目次
■ 『環境社会学研究』24号 特集論文公募のお知らせ(エントリー締切3月17日)
■ 環境社会学会オンライン入会開始のお知らせ
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┃■ ┃『環境社会学研究』24号 特集論文公募のお知らせ(エントリー締切3月17日)
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「環境社会学と「社会運動」研究の接点―いま環境運動研究が問うべきこと 」
【趣旨】
日本の環境社会学は、そのルーツの一部に社会運動研究を有しています。
学会創設期には、対抗的な住民運動や被害者運動を研究対象とし、運動の展開
過程を左右する構造的要因や、参加者・支援者の動員過程を明らかにしようとする
試みが多くの研究者によって取り組まれてきました。こうした研究はその後も引き続
きおこなわれており、対抗的な住民運動や被害者運動が環境社会学にとって重要な
研究対象の一つであることは現在も変わりません。
 他方で、今日では「社会運動なるもの」の射程が政策提言型市民活動やNPO/NGO
・ボランティアや市場志向型活動・社会的企業にまで拡大したのにともない、「環境運動
なるもの」も多様化しています。理論的展開に関しては、社会運動論において1990年代
の文化論的転回を経て祝祭性や経験運動といったテーゼが提示されるなどしてきた
のに対して、環境運動研究ではこうした流れが取り入れられつつも独自の論点を
めぐって議論が展開されてきました。たとえば、問題構築過程としての環境運動、
リスク分配の不公正に抗する環境正義としての環境運動、環境運動の制度化と
そのジレンマ、環境運動の問題解決志向性や実践性などがあげられます。
 こうした「環境運動なるもの」多様化が進み、かつ社会運動研究および環境運動研究の
理論的展開が進む状況を踏まえて、学会では第56回環境社会学会大会にてシンポジウム
を企画しました。これに引き続き『環境社会学研究』第24号でも、この時の登壇者の発表
内容に加えて、環境社会学において広義の環境運動を対象とする研究が問うべきことを
鋭く提起する論考を公募いたします。
会員の皆様におかれましては、奮ってご投稿いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
【エントリー締切】2018年3月17日(土)
投稿を希望される方は、まず電子メールで以下の事項を編集委員会宛
(editorial_office〔アットマーク〕jaes.jp)にお送りください。
(1)論文題目(副題も含む)
(2)400字程度の要約
(3)著者全員の所属
(4)著者全員の所属
(5)筆頭著者の連絡先(住所、電話番号、電子メールアドレス)
【原稿提出締切】2018年4月30日(月)
エントリー後、環境社会学会HPに記載されている投稿規定・執筆要項を熟読し、
書式見本例を必ず参照のうえ、電子メールで編集委員会宛
(editorial_office〔アットマーク〕jaes.jp)に原稿を送付してください。
提出の際は以下の事項を記載してください。
(1)論文題目(副題も含む)
(2)著者全員の所属
(3)著者全員の所属
(4)筆頭著者の連絡先(住所、電話番号、電子メールアドレス)
※(1)から(3)には英語表記も添えてください。
※編集作業の円滑化のため、学会HP記載の原稿フォーマットを用いて原稿を作成してください。
(編集委員会)
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┃■ ┃環境社会学会オンライン入会開始のお知らせ
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 環境社会学会では、下記のサイトよりオンライン入会が可能となりました。
関心をお持ちの方には是非お声かけいただくようお願い申し上げます。
 《個人会員》
  https://iap-jp.org/jaes/admission/member/form
 《団体会員》
  https://iap-jp.org/jaes/admission/group/form
(事務局)
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□発 行 環境社会学会 会長 谷口吉光(秋田県立大学)
□事務局 アカデミーセンター (株)国際文献社内 環境社会学会事務局
 〒162-0801 東京新宿区山吹町358-5
 E-mail jaes-post〔アットマーク〕bunken.co.jp
□編集・送信 植田今日子(上智大学・事務局長)
□メールアドレス・住所・所属など個人情報の変更は、上記までメールか郵便で
 ご連絡ください。
□メールマガジン掲載依頼(毎月10日・25日締切)、その他のお問い合せは、
 上記事務局までお願いいたします。
□年会費の振り込み先:郵便振替口座:00530-8-4016 口座名:環境社会学会
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