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メールマガジンアーカイブ

メールマガジン-第110号

By 2007年11月30日No Comments

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■■        環境社会学会メールマガジン     ■■
                       第110号 2007/11/30
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               目次
■ 第 36 回セミナー(龍谷大学)のお知らせ
■ 「NPOメッセin関西2007」のお知らせ
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┃■┃ 第 36 回セミナー(龍谷大学)のお知らせ
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 このセミナーに関しまして、ニュースレターの発行が遅れる(11月29日に発
送しました)など、事務局の不手際によりご案内が大変遅くなりましたこと
を、脇田会員をはじめとする開催校の方々、報告者・コメンテーター・司会者
の方々など、関係のみなさま、および会員のみなさまに深くおわび申し上げます。
 急な案内になってしまいましたが、できるだけ多数の方々にご参加いただけ
れば大変幸いです。
【日 時】2007年12月8日(土)10:00〜16:30
【場 所】龍谷大学 大宮キャンパス
※会場校へのアクセス方法
http://www.ryukoku.ac.jp/web/map/omiya.html
【参加費】1000円(予定)
事前の参加申し込みは不要です。参加費は当日会場にてお支払いください。
参加費は当日会場にてお支払いください。
【プログラム】
■自由報告(報告 20 分,討論 15 分)10:00〜12:25
【A部会:被害構造の解決】会場:南黌-202
司会:堀畑まなみ(桜美林大学)
第一報告 朝井志歩 (都留文科大学、富士常葉大学非常勤講師)
「基地騒音対策の問題点—受苦の集中的局地化—」
第二報告 熊田豊 (関西学院大学総合政策研究科)
「『沖縄命の森やんばる訴訟』に関わる沖縄北部地域林道事業実態調査報告」
第三報告 寺田良一 (明治大学)
「環境リスク社会と環境情報民主主義—PRTR制度を事例として—」
第四報告 早瀬利博(長崎大学大学院生産科学研究科)
「環境影響評価と環境争訟の相関—上関原発建設予定地アセスの住民参加を事
例として—」
【B部会:持続可能性と社会システム】会場:南黌-203
司会:古川 彰(関西学院大学)
第一報告 神頭成禎(兵庫県立大学大学院 環境人間学研究科 博士後期課程)
「慣習法的共同体社会における土地観念とその維持・保全—ロンボク島バヤン
集落における慣習法的土地の維持—」
第二報告 清水万由子(京都大学大学院地球環境学舎 博士課程)
「環境ストック概念による持続可能な地域発展の理論的検討—公害地域の再生
をてがかりとして—」
第三報告 三輪大介(京都精華大学大学院 修士課程)
「蔡温の資源管理政策-琉球環境史の試み—農務帳と林政7書を中心に—」
【C部会:環境言説の多層性】会場:東黌-203
司会:野田浩資(京都府立大学)
第一報告 小林誠(首都大学東京大学院社会科学研究科 博士後期課程)
「ツバルにおける海面上昇に対する認識形成——環境言説の受容と体験知の意味
づけ—」
第二報告 佐々木育子(東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学系国際協
力学専攻)
「戦前環境史から何を学ぶか—環境思想と行動に見る『国土愛』と『郷土愛』
の構造—」
第三報告 武中桂(北海道大学大学院文学研究科)
「自然保護政策における環境保全の担い手と正当化の論理—ラムサール条約登
録湿地・宮城県蕪栗沼周辺水田における『ふゆみずたんぼ』を事例として—」
第四報告 加藤鉄三(立教大学文学部・非常勤講師)
「『正義の味方』と居住者の間—ジョン・ミューア、シエラ・クラブ、1889-
1940—」
■ シンポジウム(13:30〜16:30)会場:東黌-204
【テーマ】環境社会学の「研究戦略」はなにか
【企画趣旨】
 環境社会学は設立後15年を経て、担い手の世代交代が起きようとするタイミ
ングになっている。また最近数回のシンポジウムは、隣接諸領域や現場・実践
者との関係を主題化するものが中心だった。こうした中で、最近数年の動向や
成果・課題を総括して、新しい展開の土台を作る試みを始める必要があると、
企画者としては考える。そこで企画にあたって、1)あえて学としての制度に立
ち戻り、社会学をバックグラウンドにした報告者を中心に配置する 2)中堅か
ら若手と言われる世代の人が、比較的自由に環境社会学会という場の動向につ
いて意見を開陳できるような機会にする、ということを考えた。ただし、「環
境社会学の新動向」とか「転換点」とかいうほど大げさではなく、各自の個人
研究史や現在の関心を比較的自由にご報告いただくことを通じて、環境社会学
という場の今後の展開可能性について、少しばかり「棚卸し」をしてみてはい
かが、ということである。この種の「学会動向を振り返る」ようなシンポジウ
ムは、他の連字符社会学会と比較すると、環境社会学会という場においては極
端に少ないと思われる。
 環境社会学会の軸として「現場主義」ということが常に言われてきた。舩橋
晴俊は「T字型の研究戦略」を唱え、いくつかの事例から理論へと向かってい
く研究の方向性をモデル化した。また飯島伸子は、個別事例の収集を重視し
『飯島年表』に象徴される膨大な資料収集にもとづいた確実な実証研究の姿勢
を貫いた。事例の積み重ねの中から一定の中範囲理論が生まれるということは
環境社会学の共通認識のように見える。しかし、そのような「研究戦略」を可
能にする認識根拠、背景となる文脈、あるいはそのような姿勢から実りを得る
ための知の「手つき」のようなもの、が明らかでないと、「現場主義」はしば
しば素朴経験主義に陥る。また「研究戦略」そのものが、当初定式化された形
のままでよいのか、という問題も当然ある。理論と取り組むことが最初、その
あと実証で立ち位置を見直すという姿勢もありうるだろう。あるいは、「研究
戦略」を考えることに意味はない、そもそもそんな言葉は有害であるという意
見もあるかも知れない。いずれにせよ、15年後に改めて「研究戦略」を意識化
するという仕掛けを通じて、学会の来し方行く末を振り返りたいわけである。
報告者は、このキーワードだけを共有して自由に報告を展開するが、基本的に
は各自の個人研究史を踏まえながら、ときには既存の環境社会学研究に言及し
ながら、他分野・現場・実践との関係や、理論と事例との関係、環境社会学を
遂行していくうえで身体化されたスキル、などを議論する。最後の論点につい
ては、前回の「市民調査の可能性」の続編という意味合いを持つ部分があるか
もしれない。
 環境社会学は、他分野との相互浸透を必然とする一方、出入り自由な場とし
て存立危機にさらされやすい脆さももつ(もちろん、そのようなアドホックな
場で構わないという考え方もありうる)。一方では、本来持ちうる、あるいは
持つべき、可能性を十分に展開せずに自閉しているという指摘もある。たとえ
ば保健医療や都市環境への展開といった、国際的に注目されている部分への日
本環境社会学の貢献は今のところ小さい。こうした「環境社会学の潜在的な広
がり」に対して、学会としてはどう対応するのか。一方でよりミクロに視点を
ズラすと、研究者各自の現場における対象社会との取り組み方にも偏差がある
はずだ。このように「研究戦略」は現場レベル・研究者の個人史レベル・学会
(史)レベルの3つの水準で論じることができる。それらについて、総括と展
望の前段としての論点の掘り起こし、棚卸しをすることも有益であろう。した
がって、本シンポジウムに明確な「落としどころ」や「結論」が期待できるは
ずもないが、たまには立ち止まって、いま-ここの「場」そのものの来し方行
く末について、普段言いにくいことをぶつけあうのも良いのではないだろうか。
【司会】
中澤秀雄(千葉大学)
【第1報告】
報告者 湯浅陽一(関東学院大学)
【第2報告】
報告者 関礼子(立教大学)
【第3報告】
報告者 谷口吉光(秋田県立大学)
【コメンテーター】
舩橋晴俊(法政大学)
■ベビーシッティングについて
会場校内にベビーシッティングルームを用意する方向で調整しています。ま
た、会場周辺のベビーシッティングに関する情報も収集中です。詳しいことに
つきましては、以下までメールでお問い合わせください。
問合せ先:龍谷大学社会学部・脇田健一(wakita@soc.ryukoku.ac.jp)
■懇親会について
遠方からお越しになる皆様には、お時間の都合をつけていただくことは難しい
とは思いますが、17:30頃から2時間程度、京都駅前付近で懇親会を開催したい
と思います。30名程度の皆さんにご参加いただけるものと想定し、計画中で
す。ご参加いただける皆様は、恐れ入りますが、下記までメールでお申し込み
いただきたいと思います(お申込みいただきました皆様には、受付た旨、返事
をいたします)。先着30名様で受け付けたいと思います。なお、懇親会につき
ましては、会場校である龍谷大学より若干ではありますが補助が出ることに
なっています。参加料金ですが、現在のところ、お1人様2,000円を予定して
います。よろしくお願いいたします。
申込先:龍谷大学社会学部・脇田健一(wakita@soc.ryukoku.ac.jp)
【第36回セミナー事務局】
脇田健一(会場校)、中澤秀雄(シンポジウム)、丸山康司(自由報告)
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┃■┃ 「NPOメッセin関西2007」のお知らせ
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 12月1日(土),2日(日),3日(月)の3日間、近畿ろうきん、日本
NPOセンター、関西の主要なNPO支援組織が協働で全国規模のイベント
「NPOメッセin関西2007」を実施します。
「分野、セクター、国境を超え、社会デザインの可能性を探る」を3日間の
NPOメッセの共通テーマとし、社会の新たな可能性を模索する場にしたいと
考えています。
 今回は、ノーベル平和賞の受賞で世界的に注目を集めているバングラデシュ
の「グラミン銀行」の方をはじめ、中国、韓国からもゲストを招き、これから
の社会のあり方について共に議論する機会を作りました。皆様のご参加を心よ
りお待ちしております。
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プログラムの詳細、参加申し込みは→ http://www.jnpoc.ne.jp/event/messe/
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「NPOメッセin関西2007」 のご案内
■日時 2007年12月1日(土)2日(日)3日(月)
■会場 大阪経済大学(70周年記念館(A館))(12月1日、2日)
    大阪NPOプラザ、piaNPO (12月3日)
■プログラム数 12プログラム
■講師  45名(うちバングラデシュ,中国,韓国より各1名)
■定員 各プログラムにより異なります(最大定員500名)
■主催 近畿労働金庫/日本NPOセンター/
    NPOメッセin関西2007実行委員会
■共催 大阪経済大学 地域活性化支援センター
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以下、プログラムの簡単なご紹介です。
各講演やセミナーの内容・論点はWEBをご参照ください。
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プログラムの詳細、参加申し込みは→ http://www.jnpoc.ne.jp/event/messe/
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■12月1日(土):オープニング 社会的金融フォーラム <<無料>>
 ●記念講演(12:30〜15:45)
  「社会を変える金融 グラミン銀行の挑戦から」
  ノーベル平和賞を受賞したグラミン銀行の実践から、「金融と地域・社
会」に焦点をあてます。
  スピーカー ウマイ・クルスム(グラミン銀行 副総支配人)(以下敬称略)
  対談者(予定) 石橋 嘉人  (近畿ろうきん 理事長)
  ※逐次通訳あり
 ●セミナー1,2(16:00〜17:45)
 ○セミナー1「社会的金融が動く お金の流れが社会を変える」
 ○セミナー2「グラミン銀行手法を社会に活かす
              多重債務なき社会へのアプローチを探る」
■12月2日(日):市民活動フォーラム 
             <<2日目以降は有料となります>>
 ●キーセッション(10:00〜12:30)
  「市民が担う新たな社会づくりの可能性」
  多様な人材、価値観を持つ市民だからこそできる、新たな社会づくりに
  ついて考えます。
  パネラー     
     倉田 めば(Freedomコーディネーター/
           大阪ダルク・アソシエーション 理事)
     玉田 雅己(NPOバイリンガル・バイカルチュラル
           ろう教育センター理事)
     前田 信一(カリヨン子どもセンター 監事/
               こども福祉研究所 副理事長)
  コーディネーター
     山岡 義典(日本NPOセンター 副代表理事)
 ●分科会1〜5(13:30〜17:00)
 ○分科会1「ソーシャル・キャピタル形成の観点から見た社会づくり」 
 ○分科会2「新たな社会づくりに向けたアジアの連携を考える」
 ○分科会3「市民によるアドボカシーにNPOが果たせる役割とは
                  −その現代的可能性を探る−」
 ○分科会4「分野を超えセクターを超え、社会制度の設計を考える」
 ○分科会5「NPO支援の現状は、NPOの自律を進めているか」
 ●懇親会(17:30〜19:30)────────────—──
 │会場:大阪経済大学                      │
 │参加費:3,500円                     │
 │全国のNPO関係者が一同に集まる機会です。名刺交換や情報交換 │
│などを通じて、ネットワーキングを深めるために、 │
│ぜひご参加ください。    │
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■12月3日(月):市民活動フォーラム<<2日目以降は有料となります>>
 ●個別プログラム
    (A,B:14:00〜17:00/C:11:00〜18:00)
 ○個別プログラムA(会場:piaNPO)
  「NPO共同事務所施設の可能性〜日米の実践事例から〜」
 ○個別プログラムB(会場:大阪NPOプラザ)
  「ISO/SR「組織の社会的責任」の規格化のゆくえ
 〜ISO26000とは何か、ISO/SRウィーン総会報告会・関西〜」
 ○個別プログラムC「0泊7時間!?関西支援センター弾丸ツアー」
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プログラムの詳細、参加申し込みは→ http://www.jnpoc.ne.jp/event/messe/
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■参加費 12月1日   無料
     12月2,3日 有料
     ※ご参加のプログラム数に応じて、以下のようになります。
      1プログラム−3,000円
      2プログラム−5,000円
      3プログラム−7,000円
     (日本NPOセンター正会員は割引あり)
■懇親会費  3,500円
■申込締切 2007年11月22日(木)
■参加申込・お問合せ先
       特定非営利活動法人 日本NPOセンター
       〒100-0004 東京都千代田区大手町2-2-1新大手町ビル245
       TEL:03−3510−0855
       FAX:03−3510−0856
       E-mail:messe@jnpoc.ne.jp
受付用Web:http://www.jnpoc.ne.jp/event/messe/
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プログラムの詳細、参加申し込みは→ http://www.jnpoc.ne.jp/event/messe/
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□発行 環境社会学会 会長・長谷川公一(東北大学)
               事務局
                 〒194-0298 東京都町田市相原町4342
                 法政大学社会学部 堀川三郎
                 E-mail: office@jaes.jp
□編集  藤村美穂(運営委員 佐賀大学)
□メールアドレス・住所・所属など個人情報の変更、メールマガジン掲載依
頼、その他のお問い合せは、学会事務局までお願いいたします。
□年会費の振り込みは、郵便振替口座:00530-8-4016 口座名:環境社会学会
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