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メールマガジンアーカイブ

メールマガジン-第98号

By 2007年5月9日No Comments

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■■         環境社会学会メールマガジン         ■■
第98号 2007/5/9
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目次
■ 公開自主講座「宇井純を学ぶ」のご案内
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┃■┃ 公開自主講座「宇井純を学ぶ」のご案内
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<趣旨>
宇井純さんは、公害と環境の研究と運動において、常に「気になる人」だった。宇井さんの言葉と仕事は、ポジティブに、また人によってはネガティブにも、強いインパクトがあった。宇井さんはよく歩き、多くの人と語り、そして仕事をした。昨年 11月に宇井さんは亡くなったが、彼のインパクトは多くの人たちの中に生きている。
「公害に第三者はいない」という科学の客観性と公平性に関わる問題提起、「分からなくなったら現場に出ろ」という現場主義、「矛盾している情報を掘り下げてゆくとそこに真実がある」という論理的思考と実証的データの重視、「複数の研究分野をもて」という学際的研究の実践、「どんな立場にいてもやることはある」という連帯への指向など、宇井さんの遺した言葉を、私たちは自分なりに咀嚼し、あるいは批判して、今後に活かす必要がある。
私たちは、学問や大学への批判も含めて、宇井さんの言葉と仕事をどのように活かすことができるのか、宇井さんを直接知らない若い世代とともに考えるために、この自主講座を企画した。
<主催>公開自主講座「宇井純を学ぶ」実行委員会
<共催>日本環境会議
<日時>6月 23日(土)13:00-16:00
<会場>東京大学 安田講堂
(http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/index_j.html)
地下鉄南北線「東大前」歩5分、丸の内線「本郷三丁目」歩7分
<資料代>1000円(学生 500円)
<プログラム>
● 開会あいさつ(13:00-13:10)
小林和彦(東京大学教授、公開自主講座実行委員長)
● 講演会(13:10-14:20)若い世代に伝える宇井さんの言葉と仕事
趣旨:さまざまな分野の研究者が、宇井さんのインパクトを、若い人たちに伝える。
講演者:淡路剛久(立教大学教授)、宇沢弘文(東京大学名誉教授)、最首悟(和光大学名誉教授)、桜井国俊(沖縄大学学長)、原田正純(熊本学園大学教授・水俣学研究センター長)、宮内泰介(北海道大学准教授)、吉岡斉(九州大学教授)
●パネルディスカッション(14:30-16:00)
若い世代が受け取る宇井さんの言葉と仕事
趣旨:宇井さんのインパクトを、若い世代はどのように活かすことができるか、講演会の内容も踏まえて議論する。後半はフロアーからの意見もうかがう。
パネリスト:鬼頭秀一(東京大学教授)、山下英俊(一橋大学講師)、友澤悠季(京都大学大学院生)、三輪大介(京都精華大学大学院生)
モデレーター:小林和彦・井上真(東京大学教授)
なお、同日 18時より、文京区民センターにて、「宇井純さんを偲ぶ集い」(主催:宇井純さんを偲ぶ会)が開催されます。あわせて、皆様のご参加を呼びかけます。
*日本環境会議のHPでも、上記の内容はご覧いただけます。
(http://www.einap.org/jec/hot/070420002/index.htm)
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□発行 環境社会学会 会長・寺田良一(明治大学)
事務局
〒422-8529 静岡県静岡市駿河区大谷836
静岡大学人文学部 平岡義和
e-mail  jkankyo@ipc.shizuoka.ac.jp
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jses3/
□編集  西城戸誠(運営委員 法政大学)nishikido@hosei.ac.jp
□メールアドレス・住所・所属など個人情報の変更、その他のお問い合せは
学会事務局(jkankyo@ipc.shizuoka.ac.jp)まで
□年会費の振り込みは、郵便振替口座:00530-8-4016 口座名:環境社会学会
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