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メールマガジンアーカイブ

メールマガジン-第120号

By 2008年8月27日No Comments

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■■        環境社会学会メールマガジン     ■■
                       第120号 2008/8/27
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               目次
■ 環境社会学会・第38回セミナーのお知らせと参加申込のご案内
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┃■┃ 環境社会学会・第38回セミナーのお知らせと参加申込のご案内
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東アジアの環境問題、環境運動、環境政策に関する環境社会学国際シンポジウム
The International Symposium on the East Asian Environmental Sociology: Problems, Movements, and Policies, 4th-6th October, 2008
2008年10月4日(土)〜6日(月)
於 法政大学多摩キャンパス・百周年記念館国際会議場
法政大学多摩キャンパス・百周年記念館へのアクセス:
www.hosei.ac.jp/hosei/campus/annai/tama/access.html
参加費=一般:5,000円/院生:2,000円/学部生:1,000円 ※日本語による英日 同時通訳あり
主催:環境社会学会+法政大学環境センター
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目次
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・シンポの趣旨
・プログラム
・フィールドトリップ
・申込先情報
・基本的文献セット贈呈のための献本のお願い
・韓国語,中国語のボランティア・スタッフの募集
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■趣旨
1992 年に環境社会学会が設立されたのを機に,「公害輸出」,ODAなど環境問題 をめぐる日本とアジア社会の関わりを考えることを趣旨として, 1993年に「ア ジア社会と環境問題・国際シンポジウム」が開催されました。以来十数年を経て,アジア社会の産業化も急速に進み,各国国内の環境問題,越境型汚染など, この地域の環境問題は一層深刻化,多様化してきました。
それにともなって,1990年代に韓国,台湾にも環境社会学会や研究者のグループが誕生し,2006年11月には中国にも環境社会学会にあたる「環境社会学学術検討会」が設立されました。それを受けて,2007年6〜7月に北京で「国際社会学会・環境と社会部会(ISA・RC24)」の国際会議が開催されました。この「北京会議」の折に,日本,中国,韓国,台湾の環境社会学会の代表者が話し合いの機会を持ち,近年経済活動や環境問題をめぐる人的交流などが活発化しているこの東アジア地域において,リージョナルな環境社会学の研究交流の機会を作っていこうということになりました。RC24は,それ以前に,日本(2001年),韓国(2004 年)の順に開催されたので,第1回の「東アジア国際シンポジウム」は今年10月日本で開催し(本会議),その後各国で順次開催するという方針が合意されました。そこで,環境社会学会・第38回セミナーを,東アジア国際シンポジウムを柱とし,あわせて,通常の日本語による自由報告部会も10月4日の午前中に並行し て開催する形で企画しました。
この地域は,急速な産業化に伴う産業公害,乱開発など,多くの類似した環境問題と,NGO・市民セクターの活性化,地域再生などの課題を共有しています。と同時に,政治的,文化的背景,地域社会の構造などにおいては,無視しえない差異もまた存在しています。このような各社会の現状や問題点を比較分析することは,それぞれの環境社会学にとって大きな知的刺激となるのみならず,政策提言等にもつながる実践的アイディアを触発する契機ともなりましょう。さらに言えば,この会議は,これまで主に欧米の理論を下敷きにして研究してきた私たち東アジアの環境社会学者たちが,「東アジア・リージョナルな環境社会学」という学問的アイデンティティを確立していく一歩となりうるという意義を持つことで しょう。
■10月4日(土曜日)
9:00-9:30 受 付
9:40-10:55 1st Session: 「持続可能性」
舩橋晴俊(日本・法政大学)+満田久義(日本・仏教大学)+鄭 大然(韓国・国立済 州大学)
環境社会学会・第38回セミナー「自由報告部会」(別室にて並行開催・日本語の み)
11:20-12:35 2nd Session: 「水系保全」
楊 平(中国・日本・琵琶湖博物館)+角田季美枝(日本・千葉大学)+東梅貞義(日 本・WWFジャパン)
14:05-14:35 Opening Ceremony
14:40-16:20 3rd Session (Plenary Session):
長谷川公一(日本・東北大学)+具 度完(韓国・環境社会研究所)
洪 大用(日本・中国人民大学)+王 俊秀(台湾・清華大学)
16:45-18:00 4th Session: 「公害問題」
陳 阿江(中国・河海大学)+相川 泰(日本・鳥取環境大学)+下田 守(日本・下関 市立大学)
18:30-20:00 懇親会
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■10月5日(日曜日)
9:30-10:45 5th Session: 「開発と環境運動」
井上治子(日本・名古屋文理大学)+金チョルギュ(韓国・高麗大学)+張 虎彪(中 国・河海大学)
11:10-12:25 6th Session: 「海洋汚染と地域社会」
李 時載(韓国・韓国カソリック大学)+朴 在黙(韓国・忠南大学)+早瀬利博(日 本・長崎大学)
14:00-15:40 7th Session: 「コミュニティ」
李 昭姈(韓国・国立釜山大学)+秋広敬恵(東京大学)+秦 華(中国・米国・イリ ノイ大学)
16:05-17:20 8th Session: 「自治体の機能」
包 智明(中国・中央民族大学)+瀬川久志(日本・東海学園大学)・清水幸丸(日 本・名古屋産業大学)
田中 充(日本・法政大学)
17:20-17:50 Conclusion
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■10月6日(月曜日)
フィールド・トリップ:
川崎発・ゼロエミッションの現段階
——川崎市臨海部エコタウン見学と川崎港クルーズ(要・事前申込)
参加費:2,000円(夕食会への参加は別途4,000円)・定員55名(先着順)
*シンポ参加費とは別途必要です。フィールド・トリップのみの参加はできませ ん。また直前のキャンセルはご遠慮下さい。
Aコース(定員25名):8:00 法政大学多摩キャンパス発(マイクロバス) 
Bコース(定員30名):10:00 JR川崎駅南口集合(マイクロバス)
昼食および川崎市職員による説明は,両コース合同で行います。両コースとも, フィールド・トリップ終了後,海外参加者,川崎市担当者を交えた夕食会を川崎 市内で予定しています。
■参加申込方法(定員200名・先着順)
以下の①〜⑦を記入の上,e-mailかハガキで 9月18日(木)までにお申し込み下さ い。
①氏名(ふりがな)
②一般・大学院生・学部生
③所属
④連絡用e-mail
⑤10/4(夕方)の懇親会(会費=一般:3,000円/院生・学部生:2,000円)の参 加・不参加
⑥10/6フィールド・トリップ参加(希望コース・夕食会の参加・不参加)*定員 55名(先着順)
⑦ベビーシッターの利用希望(こどもの年齢・人数)
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申込先:
satoshi.morihisa.y5@gs-soc.hosei.ac.jp
〒194-0298町田市相原町4342法政大学社会学部堀川研究室気付
環境社会学会国際シンポジウム実行委員会 宛
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*シンポジウムの詳細な内容については,環境社会学会ホームページ(随時更 新:www.jaes.jp)およびニューズレター(9月中旬発行予定),メールマガジン (随時発行)等にて随時お知らせいたします。
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■日本の環境社会学に関する基本的文献セット贈呈のための献本のお願い
実行委員会では,東アジアの環境社会学研究者の共通認識を深化させることを大きな目標としたこのシンポジウムを機に,参加各国においては,必ずしも容易に入手できないと思われる日本で出版された環境社会学に関する文献を,各国の環境社会学会ないし研究グループに1セットずつ贈呈することを計画しておりま す。これにより,日本の広範な環境社会学研究をより具体的に各国の研究者に知っていただき,今後の研究交流や共同研究の可能性を広げていけるのではない かと考えております。
つきましては,大変不躾なお願いでございますが,このような趣旨にご賛同いただけましたら,皆様方の著書や編著書を実行委員会に1~3部の範囲でご寄贈いただければ幸甚に存じます。3部いただければ中国,韓国,台湾の学会に1部ずつ贈 呈します。1~2部の場合は,希望される寄贈先をご指定ください。
なお,まことに勝手ながら,整理の都合上,9月27日(土)までに,
〒194-0298 東京都町田市相原町4342 法政大学社会学部,舩橋研究室宛て
にお送りくださいますよう,お願い申し上げます。
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■韓国語,中国語のボランティア・スタッフの募集
シンポジウムには中国,韓国,台湾から代表的な環境社会学者が来日されます。実行委員会では,これらの方々の会場内での案内,アテンド,送迎,フィールドトリップの通訳補佐,書類の翻訳・チェックなどをお手伝いいただける方(特に韓国語のできる方が現在不足しています)を募集しています。ボランティア・ス タッフの方のフィールド・トリップ参加費は無料にいたします。
ボランティア・スタッフを希望される方は,
韓国語スタッフについては,松井理恵委員(rmatsui@social.tsukuba.ac.jp) まで,
中国語スタッフについては,平野悠一郎委員(hirano_yuichiro@yahoo.co.jp) ま で,
ご連絡をお待ちしております。
東アジア国際シンポジウム実行委員会事務局:
明治大学文学部 寺田良一研究室[teradary@kisc.meiji.ac.jp]
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□発行 環境社会学会 会長・長谷川公一(東北大学)
               事務局
                 〒194-0298 東京都町田市相原町4342
                 法政大学社会学部 堀川三郎
                 E-mail: office@jaes.jp
□編集  藤村美穂(運営委員 佐賀大学)
□メールアドレス・住所・所属など個人情報の変更、メールマガジン掲載依
頼、その他のお問い合せは、学会事務局までお願いいたします。
□年会費の振り込みは、郵便振替口座:00530-8-4016 口座名:環境社会学会
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