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■■ 環境社会学会メールマガジン ■■
第465号 2021/2/15
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■ 震災・原発事故特別委員会 研究例会のお知らせ(3月15日締切・3月22日開催)
■ 第8回東アジア環境社会学国際シンポジウム(ISESEA-8)のお知らせ(第1報)
■ EASA(東アジア社会学会)報告タイトル募集のお知らせ
(2月28日締切・10月29・30日開催)
■ 「環境・持続社会」研究センター 連続セミナー第2回のお知らせ(2月26日開催)
■ 第9回適正技術フォーラム「脱炭素社会の構築と適正な技術選択」(2月27日開催)
■ 名古屋大学未来社会創造機構 教員公募のお知らせ
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┃■┃震災・原発事故特別委員会 研究例会のお知らせ(3月15日締切・3月22日開催)
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「環境社会学は東日本大震災にどのように『応答』してきたか:10年目のフィールドから」
【日時】2021年3月22日(月)14:30〜17:30
【形式】オンライン(Zoom)
※近くなりましたら参加方法の詳細をメールでお知らせいたします。
【申込】以下のフォームに事前にご登録ください(3月15日締切)。
URL:https://forms.gle/DLfwGYnij7zT7vVP6
【主催】環境社会学会震災・原発事故問題特別委員会
【趣旨】
2011年3月の東日本大震災発生以降、環境社会学会は、学会誌『環境社会学研究』での特集、震災・原発事故特別委員会での企画の立案等、継続的にこの問題にとりくんできました。発生から10年を迎えるこの年、本例会では、環境社会学(者)が震災とどのように向き合い、応答してきたのかを再帰的に捉え直し、これからの研究や実践を展望したいと考えます。
震災以来、「声なき声を拾い、一緒に考える」ことを通じて、一定の当事者性や実践性をともないながら、現場に向き合ってきた環境社会学者は少なくありません。それぞれの個人的文脈、そして立場性と絡み合いながら紡がれてきたこのような「実践」は、被害の不可視化に抗い、その不正を世に問う試みであったに限らず、絶え間なく揺れ動く現場のリアリティ、そしてそれを経験し続けている人びとへの/との「応答」の試みであったと言えるのではないでしょうか。
本例会では、前半に、自らが「応答」するものであることを意識してきた、あるいは意識せざるを得ないなかで現場と関わり、研究・実践を重ねてきた方々にご登壇いただきます。原発事故による不可逆な喪失という加害に対し、学の専門性を背景として、訴訟という実践を通じてその責任を問い続けてきた関礼子氏、ならびに、震災以前からのかかわりをもとに、津波被害がもたらした断絶性と向き合いながら、地域・時間の接続性を模索する黒田暁氏と平川全機氏です。それぞれに位相の異なる研究と実践を「応答」というワードで繋ぎながら、細川弘明氏にご自身の原子力市民委員会等での経験をふまえコメントを頂きます。
後半では、あらためて論点の整理を行い、フロアー全体で環境社会学における「応答」について考えます。「応答」を問うことはまた、個人化・新自由主義化が進み、社会の受容性や感受性が縮減の一途をたどる現代社会との間に、環境社会学が為す理論と実践とがどのように「応答」し得るのか、という新たな問いとも接続されます。10年という時間の経過を経た現在、現場との応答の成立可能性(あるいはその限界)をフィールドに立ち続ける報告者、コメンテーターと共に再帰的に振り返りながら、理論と実践の社会的実装に向けた環境社会学の展望について、フロアー全体で議論していきます。
【内容】
14:30〜14:40 ご挨拶・趣旨説明:大門信也
14:40〜15:10 報告:関礼子「原発事故損害賠償訴訟の過程への参与」
15:10〜15:40 報告:黒田暁・平川全機「津波被災地における『復興』活動への参与実践と調査との往復」
15:40〜15:55 コメント:細川弘明
15:55~16:10 質疑応答
<10分休憩>
16:20〜16:40 ディスカッション解題:髙﨑優子
16:40〜17:30 ディスカッション
【担当】
高崎優子、大門信也(お問い合わせ:sdaimon[アットマーク]kansai-u.ac.jp)
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┃■┃第8回東アジア環境社会学国際シンポジウム(ISESEA-8)のお知らせ(第1報)
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2008年以来、2年おきで開催している東アジア環境社会学国際シンポジウム(ISESEA)について第8回大会が今年度秋に中国で予定されています。
このほど、ISESEA-8(中国)の事務局から、以下の案内が届きました。
世界的なCovid-19感染のなか、現時点で、オンライン開催か現地開催かについては未定ですが、おそらく日程の変更はないものと思われます。
なお、報告申込書類は、下記からダウンロードできますので、ご確認ください。
1.ISESEA-8開催概要
日時:2021年11月5日(金)~7日(日)
会場:中国昆明市 雲南民族大学 雨花キャンパス
(昆明市呈貢区月華街2929号)
Yuhua Campus, Yunnan Minzu University
2929 Yue hua Street , Chenggong District
Kunming, Yunnan
https://www.ynni.edu.cn/web/en/1
シンポテーマ:東アジアにおける環境・資源・社会開発
参加費:無料
宿泊:各自負担(キャンパス内のホテルを中国側が予約手続きしてくださる予定)
2.スケジュール
・報告要旨提出の期限 2021年4月5日
・報告要旨アクセプトの連絡 6月5日以前
・完全原稿の提出 6月5日~9月5日
・参加登録 6月5日~7月5日
3.報告要旨の提出について
・提出先 Dr. Yunxia Li Email: isesea8[アットマーク]163.com
・以下にあるJAES学会HP掲載のapplication form をダウンロードして、上記の提出先に提出。
以上です。現地事務局から新たな情報が届きましたら、追ってご連絡します。
大会はとてもフレンドリーな雰囲気で開催されますので、国際学会が初めての方もぜひ
ご検討ください。前回のソウル大会(ISESEA-7)では、日本から33報告の参加がありました。
不明点は国際交流委員会もサポートいたしますので、みなさまの積極的なご参加をお願いいたします。
国際交流委員会・委員長 原口弥生
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┃■┃ EASA(東アジア社会学会)報告タイトル募集のお知らせ
┗━┛(2月28日締切・10月29・30日開催)
EASA(東アジア社会学会) は、2019年3月の第1回大会に続いて、2021年10月に下記の予定で、第2回大会を開催予定です。Environmental Sociology RNでは、2月末日までに報告申込を受け付けます(とりあえず報告タイトル・お名前・ご所属・連絡用メイルアドレスだけで結構です)。
Theme: Social Transformation in Asia: Before and After Covid-19
https://www.easasociology.org/
開催日時: 2021年10月29-30日
会場: 釜慶大学校(Pukyong National University), 韓国・釜山市、オンラインとの併用の予定
報告タイトル申込締切: 2021年2月28日
報告要旨締切: 2021年4月28日(指定の字数・書式等はありません)
Proceedings 原稿締切: 2021年8月31日
送付先: 長谷川公一+Dong-Hoon Seol (RN member, Jeonbuk National University)
E-mail: k_hasegawa[アットマーク]shokei.ac.jp
dhseol[アットマーク]chonbuk.ac.kr (必ず双方に送信ください)
問合先: 長谷川公一(EASA理事、Environmental Sociology RN代表)
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┃■┃ 「環境・持続社会」研究センター 連続セミナー第2回のお知らせ(2月26日開催)
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<連続セミナー>第2回
「気候変動・気候危機に対処するための施策・ファイナンス・情報基盤
~国会 『気候非常事態宣言』決議を受けて~第2回:気候変動の悪影響を防ぐための適応策推進と日本」
日時:2021年2月26日(金)15:00~17:30 Web開催 無料参加
プログラム<予定:以下、敬称略>
1.報告・提起
・「AP-PLAT:気候変動による影響と適応策の情報プラットフォーム(仮題)」
岡和孝(国立環境研究所気候変動適応センター気候変動適応戦略研究室主任研究員)
・「環境省による気候変動適応策の国際展開(仮題)」
髙橋一彰(環境省地球環境局気候変動適応室長)
・「気候変動適応とビジネスチャンス、経済産業省による取組(仮題)」
長田稔秋(経済産業省産業技術環境局環境政策課地球環境連携室長)
・「世界の最貧困層へ気候変動が与える影響と対策資金の現状(仮題)」
高橋郁(ウォーターエイドジャパン事務局長)
・「日本の適応策支援強化のための提案(仮題)」
遠藤理紗(「環境・持続社会」研究センター気候変動プログラムリーダー)
2.質疑応答・意見交換
気候変動への適応のための政府の施策・ファイナンス等の最新動向を共有し、
脆弱層を含め、気候変動に起因することが疑われる被害を防止・軽減するために
何が必要かを検討、効果的な日本政府の取組と非政府主体の取組を後押ししたい。
詳細:
<連続セミナー> 「気候変動・気候危機に対処するための施策・ファイナンス・情報基盤 ~国会 『気候非常事態宣言』決議を受けて~ 第2回:気候変動の悪影響を防ぐための適応策推進と日本」を2月26日に開催
*お申し込み:下記よりお申し込みください。
https://zoom.us/webinar/register/WN_jAP5ZMH5SA2foMl81Qib4Q
<お問い合わせ>
(特活)「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
TEL:03-3505-5552 メール:jacses[アットマーク]jacses.org
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┃■┃第9回適正技術フォーラム「脱炭素社会の構築と適正な技術選択」(2月27日開催)
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日本も、2050年までに脱炭素社会の実現を目指すことが打ち出されたが、
そこにいたる道筋は必ずしも明らかではない。今回のフォーラムでは、適正技術
または適正な技術選択の観点から、脱炭素社会をつくりあげていくための具体的
方策を議論し、提言を発信していくことをめざす。
【日時】2021 年 2 月 27 日(土) 14:00 – 17:00
【会場】オンライン(Zoom)
【参加費】一般:1,000円(学生:500円)、APEX/ATFJ会員:無料
【定員】100名
【主催】適正技術フォーラム
【共催】特定非営利活動法人APEX
【プログラム】
14:00-14:05 オープニング
14:05-14:50 基調講演「脱炭素社会と適正技術」
講師:西岡秀三(公益財団法人地球環境戦略研究機関参与)
14:50-15:25「洋上風力発電が開く世界-脱炭素の最有力手段」
講師:牛山泉(足利大学理事長)
15:25-15:35 休憩
15:35-16:10「脱炭素社会構築のための適正な技術選択に関する提言」
講師:田中直(特定非営利活動法人代表理事/適正技術フォーラム
共同代表)
16:10-17:00 パネルディスカッション・質疑
モデレーター:古沢広祐(國學院大學研究開発推進機構客員教授)
関連URL:
【お申込方法】
〇適正技術フォーラム・APEX会員の方
下記の申込みフォームを送信か、下記にe-mail、FAXで、お名前、ご連絡先
明記の上、お申込み下さい。
〇一般の方
下記URLの「チケットを申し込む」よりお申込みください。
https://atfjforum20210227.peatix.com
【事務局・お問い合わせ】
適正技術フォーラム事務局(担当: ジェンキンソン 陽(みなみ))
〒110-0003 東京都台東区根岸1-5-12 井上ビル
TEL:03-3875-9286 FAX:03-3875-9306
Email: info[アットマーク]atfj.jp
HP: https://atfj.jp/
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┃■┃ 名古屋大学未来社会創造機構 教員公募のお知らせ
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(1) 地域創生やイノベーションを促進する社会制度設計等の研究
(2) 本拠点研究に関する市民ニーズの発掘や合意形成
(3) 本拠点研究の各研究者との協議調整
(4) 本拠点研究の外部関係者(例:行政機関、民間企業等)との協議・調整
(5) 渉外活動(広報・シンポジウム・セミナー開催等)
※「FUTUREライフスタイル社会共創拠点」については、下記ホームページを参照
https://www.jst.go.jp/pf/platform/file/r2_kyotengaiyou_2006.pdf [所属] 名古屋大学未来社会創造機構 [勤務地] 名古屋大学(東山キャンパス) [募集人員(職名・採用人数等)] 特任准教授、特任講師又は特任助教 1名 [任期] 本事業(育成型)の実施期間である令和4年3月31日までを当面の任期とするが、令和4年度から本格型に採択された場合は、審査により、その後の更新の可能性あり [着任時期] 令和3年5月1日以降できるだけ早い時期 [公募情報詳細] https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=3&id=D121020555&ln_jor=0
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□発 行 環境社会学会 井上真(会長)
□事務局 アカデミーセンター (株)国際文献社内 環境社会学会事務局
〒162-0801 東京新宿区山吹町358-5
E-mail jaes-post[アットマーク]bunken.co.jp
□編集・送信 浜本篤史(事務局長)
□メールアドレス・住所・所属など個人情報の変更は、上記までメールか郵便で
ご連絡ください。
□メールマガジン掲載依頼(毎月10日・25日締切)、その他のお問い合せは、
上記事務局までお願いいたします。
□年会費の振り込み先:郵便振替口座:00530-8-4016 口座名:環境社会学会