環境社会学会は、機関誌『環境社会学研究』第26号を発行しました(特集:気候変動と専門家)。目次は下記の通りです。
目次
巻頭エッセイ
- コロナ禍と環境社会学(浜本篤史)
特集:気候変動と専門家
- 解題(立石裕二)
- 気候工学(ジオエンジニアリング)に関わる専門家とそのコミュニティー(杉山昌広)
- 喪失と創作(福永真弓)
- ローカルな環境問題における気候変動問題の「遠さ」(富田涼都)
- 気候危機と日本社会の消極性(長谷川公一)
論文
- 持続可能な食消費に対する社会的実践理論からのアプローチ(藤原なつみ)
研究ノート
- 地域環境NPOの活動展開と参加の構造の変化(山添史郎、塚本利幸、霜浦森平、野田浩資)
書評およびリプライ
- 広域避難者支援を誰が,どう担うのか(原口弥生)
- 広域避難者支援の今後の方向性と研究者の役割(西城戸誠、原田峻)
- 経験と感受性から生活環境主義を読み直す(松村正治)
- そこに暮らす人びとの生活と感受性をどのようにとらえるのか(足立重和)
- 国土開発の「ゆがみ」と地域の「異なる道」(廣本由香)
- 周辺化されてきた者たちの生きる「災禍」そのものとしての「平時」(中田英樹)
- 森林管理と社会的公正の追求(金沢謙太郎)
- 参加型森林政策における統治と抵抗(椙本歩美)
- 自分史を社会史と環境史へとつなぐ渾身の書(嘉田由紀子)
- 環境社会学の原点を確認する(猪瀬浩平)
- 魚類のドメスティケーションをアクター間の力学から読みとく(卯田宗平)
- 間(あわい)にあり続けるために(福永真弓)