環境社会学会は、機関誌『環境社会学研究』第31号を発行しました(特集:漁業と漁村の環境社会学に向けて)。目次は下記の通りです。

目次
巻頭エッセイ
- 過去になりきらない〈出来事〉を記録し続けること(関礼子)
特集:漁業と漁村の環境社会学に向けて
- 漁業をめぐる人と自然から見る環境社会学の展開可能性(富田涼都・吉村真衣)
- 共同漁業権と地域社会―三陸の高齢漁村における採介藻をめぐる資源利用と管理(吉野馨子)
- 海を漁場にする身体―千葉県鴨川市大浦定置網漁にみる漁師を創る社会的しくみ(村田周祐)
- 未利用魚の商品化を可能とした地域的な要因―長崎県におけるアイゴの商品化を事例に(前田竜孝)
- 漁村女性たちによる環境活動の継承と変容―漁協女性部活動から漁村女性起業へ(副島久実)
論文
- エチオピア小都市におけるクリーンエネルギー移行の阻害要因―ジェンダー視点から見る電気調理器普及の実態より(西﨑伸子)
- 札幌市におけるヒグマの出没「問題」とその解決に向けて―家庭菜園を営む市民のナラティヴに着目して(伊藤泰幹)
- 世界農業遺産の動的保全における農業者の主体性についての考察―「にし阿波の傾斜地農耕システム」を事例として(岩男望)
- 福島県外地域における原発事故後の健康不安放置の構造(鴫原敦子)
書評およびリプライ
- 地域資源への新たな眼差し―廣本由香著『パインと移民―沖縄・石垣島のパイナップルをめぐる「植民地化」と「土着化」のモノグラフ』(新泉社、2024年)が問いかけること(椙本歩美)
- 社会的承認の死角―椙本歩美氏の書評に応えて(廣本由香)
- 実践としての歴史的環境保全運動研究―松井理恵著『大邱の敵産家屋―地域コミュニティと市民運動』(共和国、2024年)を読む(青木聡子)
- 植民地期建築物への環境社会学的アプローチの模索―青木聡子氏の書評に応えて(松井理恵)
- 「低い島」の人びとによる環境利用とそのまなざしに映るもの―藤井紘司著『隆起サンゴ礁島の環境史―沖縄・八重山諸島の地域コミュニティと土地制度』(南方新社、2024年)を読む(黒田暁)
- 〈生〉の断片をかき集めて―黒田暁氏の書評を受けて(藤井紘司)





