環境社会学会は、機関誌『環境社会学研究』第10号を発行しました(特集:環境社会学の新たな展開)。目次は下記の通りです。
目次
巻頭エッセイ
- 対話型の知としての環境社会学(宮内泰介)
特集:環境社会学の新たな展開
- 環境社会学の新たな展開に向けて――特集のことばにかえて(平岡義和)
- 環境問題研究における地域論的視角(淺野敏久)
- 科学技術社会論と環境社会学の接点(藤垣裕子)
- ノスタルジーを通じた伝統文化の継承(足立重和)
- 環境制御システム論の基本視点(舩橋晴俊)
論文
- 自然環境をめぐる問題の位相(荒川康)
- 不確実性下における判断の過誤(矢作友行)
- 住民主体の資源管理の形成とその持続のための条件を探る(西崎伸子)
- 合意形成における環境認識と「オルタナティブ・ストーリー」(平川全機)
- 公論形成の場における手続きと結果の相互承認(土屋雄一郎)
- 抗議活動の生起と「運動文化」に関する比較研究(西城戸誠)
資料調査報告
- 岩木川下流部のオオセッカ繁殖地(竹内健吾)
レターズ
- 「国有林野における保護林制度の政策過程」への疑問(井上孝夫)
リプライ
- 井上孝夫氏の疑問に答えて(茅野恒秀)