環境系3学会の合同シンポジウムも、本年度で5回目を迎えます。3学会から担当委員が出て、準備会合を重ねてまいりましたが、3学会の合同開催という条件を生かして、各学会の単独開催のセミナーではできないような新しい質を有する議論が展開されるような工夫をすることにしました。
第1は、当日の論議が、より深くかみ合うように、報告者と司会者にて、プレ会合を開催し、事前の意見交換を行いました(4月22日)。
第2に、3学会のそれぞれより、事前に文献を指定し、パネリストが他分野の文献にも目を通すことによって議論を深める条件を整えることにしました。これらの参考文献は、参加者の方々にも有益と思います。これまでの経験を生かして、より充実した学際的意見交換ができるように、このような新しい工夫をしながら準備をすすめています。ふるって御参加ください。
合同シンポ担当研究活動委員=舩橋晴俊・原田利恵
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日時:2004年6月12日(土)
13:30-17:30 シンポジウム
18:00- 懇親会
場所:獨協大学中央棟3階大会議室(埼玉県草加市学園町1-1)
アクセス:東武伊勢崎線(日比谷線乗り入れ)「松原団地駅」西口徒歩10分
(http://www.dokkyo.ac.jp/daigaku/access/index.htm)
参加費:1,000円(資料代)
懇親会費:一般 3,000円、学生・院生 2,000円
主催=環境社会学会、環境経済・政策学会、環境法政策学会
協賛=環境科学会
後援=環境省、損保ジャパン環境財団、獨協大学
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<プログラム>
◆シンポジウム「環境リスクと予防原則」◆
コーディネーター
浅野直人(法・福岡大学法学部)
植田和弘(経・京都大学大学院経済学研究科)
◆第1部 報告◆13:30-15:00
基調報告 浦野紘平(横浜国立大学大学院環境情報研究院)
報告:
環境法学の視点から 大塚 直(法・早稲田大学法学部)
環境経済学の視点から 村山武彦(経・早稲田大学理工学部)
環境社会学の視点から 成 元哲(社・中京大学社会学部)
◆第2部 パネルディスカッション◆15:30-17:30
パネリスト
家中 茂(社・沖縄大学地域研究所)
柳沢幸雄(経・東京大学大学院新領域創成科学研究科)
柳憲一郎(法・明治大学法科大学院)
成 元哲(社・中京大学社会学部)
村山武彦(経・早稲田大学理工学部)
大塚 直(法・早稲田大学法学部)
◆第3部 懇親会◆18:00- 中央棟10階
<参考文献>
○法律:岩間徹「国際環境法上の予防原則について」、セミナー座談会「予防的方策と環境法」 『ジュリスト』1264号、2004年3月。
○社会学:山口節郎著『現代社会のゆらぎとリスク』新曜社、2002年
○経済:柳沢幸雄・他著『化学物質過敏症』、文芸春秋、2002年 「特集 アスベスト問題の新展開」『環境と公害』32巻2号、2002年。
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<申込書>
シンポジウム「環境リスクと予防原則」実行委員会事務局 一之瀬研究室宛
○シンポジウム(13:30-)
・参加/不参加
○懇親会(18:00-)
・参加/不参加
○お名前:
○ご所属:
○お電話:
○FAX:
○メールアドレス:
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<申し込み・問い合わせ先>上記申込書をコピーし、事務局宛に、メール、ハガキまたはFAXでお送りください。
〒340-0042 埼玉県草加市学園町1-1 獨協大学法学部 一之瀬研究室
E-mail: frontier@dokkyo.ac.jp
Fax: 048-946-1909