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メールマガジンアーカイブ

メールマガジン第234号

By 2013年4月10日No Comments

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■■        環境社会学会メールマガジン       ■■
                          第234号 2013/2/9
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目次
■2012年度 第5回熊本大学水俣病学術資料調査研究推進室セミナー開催のお知らせ
■滋賀大学環境総合研究センター年次シンポジウムのお知らせ
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┃■┃2012年度 第5回熊本大学水俣病学術資料調査研究推進室セミナー開催のお知
┗━┛らせ
第5回セミナーを開催します。参加は自由です。多数の方々のご参加をお待ちしており
ます。
【日時】2月27日(水) 18:00- 19:30
【場所】熊本大学黒髪北地区法文4階 メディア演習室(棟内の案内版でご確認ください)
【発表題目】日本人は19世紀にロンドンで起きた有機水銀中毒をいつ知り得たか
【発表者】入口紀男 熊本大学名誉教授・東京工業大学特任教授・放送大学客員教授
 ※ 発表終了後、大学近くで簡単な懇親会を予定しています。
【内容】1864年の暮れにロンドンの聖バーソロミュー医科大学病院化学実験室でメチル水銀の製造実験を行っていた三人の技術者がメチル水銀の重篤な中毒症状に陥り、二人が死亡した。同年刊行された『聖バーソロミュー病院報告書』は専門誌であったが、事件は更に同年フランスの一般大衆雑誌『コスモス』に「ぞっとするような報告」として詳しく掲載された。一方、アセトアルデヒド・酢酸製造工程で有機水銀が副生することは早くから知られていたが、遅くとも1921年までに『米国化学会誌』によって世界中で広く知られるようになった。日本窒素肥料株式会社がアセトアルデヒド・酢酸の製造を始めるのはその11年後(1932年)、またイギリスの種子処理工場で有機水銀中毒症(ハンター・ラッセル症候群)が起きるのは更にその5年後(1937年)である。では、日本人は19世紀にロンドンの聖バーソロミュー医科大学病院で起きた有機水銀中毒症についていつ知り得たか。また、日本人はアセトアルデヒド・酢酸製造工程で有機水銀が副生することをいつ知り得たか。本セミナーでは、アセトアルデヒド・酢酸製造工程で水銀が何らかの形で有機化することが日本でも日本窒素の創業時(1908年)以前にさかのぼって周知であったことなどを初めて紹介し、これらについて時系列的に検証する。
【主催・連絡先】熊本大学水俣病学術資料調査研究推進室
連絡先:慶田keiha61[アットマーク]yahoo.co.jp
牧野environmentalsociologykuma[アットマーク]yahoo.co.jp
関連URL: http://www.geocities.jp/flowercities/minamata/
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┃■┃滋賀大学環境総合研究センター年次シンポジウムのお知らせ
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滋賀大学環境総合研究センター第9回年次シンポジウムを下記の通り開催いたします。皆様のご参加をお待ちしています。
「環境保全活動における住民参加の可能性」
日時:2013年3月2日(土)13:00~16:30
会場:コラボしが21 3階中会議室
プログラム
報告1:流域環境保全と住民参加の論理 ─霞ヶ浦とブラジルの事例から─
報告者:小野 奈々 氏(滋賀県立大学環境科学部 助教)
コメント:柏尾 珠紀 氏(琵琶湖博物館 特別研究員)
報告2:市民参加型地域調査の必要性と可能性
報告者:丸山 康司 氏(名古屋大学大学院環境学研究科 准教授)
コメント:田代 優秋 氏(徳島県立佐那河内いきものふれあいの里ネイチャーセンター センター長)
パネルディスカッション
モデレーター
 梅澤 直樹氏(滋賀大学経済学部 教授)
パネリスト
 小野 奈々 氏(滋賀県立大学環境科学部 助教)
 柏尾 珠紀 氏(琵琶湖博物館 特別研究員)
 丸山 康司 氏(名古屋大学大学院環境学研究科 准教授)
 田代 優秋 氏(徳島県立佐那河内いきものふれあいの里ネイチャーセンター センター長)
 宮本 結佳 氏(滋賀大学環境総合研究センター 講師)
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パンフレットPDF  http://rcse.edu.shiga-u.ac.jp/events/pdf/nenji-9_20130302.pdf
年度末のご多忙な時期かと存じますが,皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
[お問い合わせ先] 滋賀大学学術国際課社会連携推進係
FAX:0749-27-1174
E-mail: rcse[アットマーク]biwako.shiga-u.ac.jp