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 ■■        環境社会学会メールマガジン       ■■
                           第237号 2013/3/10
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 目次
 ■日本学術会議公開シンポジウム「災害と環境教育」のお知らせ
 ■研究発表会「エネルギー政策と地域社会」のお知らせ
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 ┃■┃日本学術会議公開シンポジウム
 ┗━┛「災害と環境教育~内発的なESDからの復興の道筋の展望~」
 日本学術会議環境学委員会では、2012年12月5日付けで、「「ひと」と
 「コミュニティ」の力を生かした復興まちづくりのプラットフォーム形
 成の緊急提言」を出した。
 現在、ハードの復興の手法と、それとせめぎ合うソフトの計画系の復興の
 手法が中心的に展開している中で、「ひと」とコミュニティの視点からの
 復興において、ソフト的な点で必要なことは何か、そこにおける「学び」
 の重要性、広い意味での環境教育の重要性についてシンポジウムの中から
 明らかにする。そのことを通じて、「災害に学ぶ」という視点を入れた災害
 教育と、災害が多い日本ならではの環境教育の新たな提起をし、3.11以後の
 教育の枠組みを促していきたい。
 【日 時】2013年3月17日(日)12:30~18:00
 【会 場】日本学術会議講堂(東京メトロ乃木坂より1分)
 【参加費】無料
 【詳 細】http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/168-s-3-2.pdf
 【主 催】日本学術会議
 【共 催】立教大学ESD研究所、立教SFR重点領域プロジェクト研究、
      JST RISTEX「いのちを守る沿岸域の再生と安全・安心の拠点
            としてのコミュニティの実装」プロジェクト
 【後 援】公益社団法人日本環境教育フォーラム
 【申し込み方法・連絡先】
 電子メール kitoh●k.u-tokyo.ac.jp(●を@へ変更してください)
        鬼頭秀一
 連絡先:〒277-8563 千葉県柏市柏の葉5-1-5環境棟622号室
 ※お申し込みの際は、氏名・所属・連絡先をお知らせください。
  情報は、本シンポジウムで使用し、それ以外の用途には使用致しません。
 プログラム:
 1.開会の挨拶(「ひと」と「コミュニティ」の力を生かした復興まちづくりのプラットフォーム形成の緊急提言について)
 石川幹子 (日本学術会議環境学委員長、東京大学大学院工学系研究科教授)
 2.シンポジウムの趣旨説明
 鬼頭秀一(日本学術会議環境学委員会環境思想・環境教育分科会委員長、東京大学大学院新領域創成科学研究科教授)
 3.基調講演「災害と環境思想」
 桑子敏雄(東京工業大学大学院社会理工学研究科教授)
 4.災害と復興における「ひと」と「コミュニティ」の「力」
 ━━地域コミュニティの持続可能な発展を、行政と住民の協働で実現していく場の形成に向けて
 4-1 行政の視点から
 鳥居敏男(環境省東北環境事務所長)
 4-2 NPOの視点から
 畠山信(NPO森は海の恋人副理事長)
 4-3 地域コミュニティの視点から
 牧野駿(歌津前町長、南三陸町伊里前契約会元会長)
 4-4 ビデオメッセージ
 千葉正海(南三陸町伊里前契約会前会長)及び千葉拓(伊里前契約会会員)
 5.災害と復興における教育の課題━学校教育と地域社会、ESD
 阿部正人(南三陸町立伊里前小学校教諭)
 6.失われた自然と地域の人たちの関わりについての聴き取りアーカイヴの作成と復興計画への展開
 6-1 聞き書きプロジェクトの展開
 久村美穂(RQ聞き書きプロジェクト代表)
 6-2 石巻市旧北上町における住民主体の復興計画の試み
 宮内泰介(北海道大学大学院文学研究科教授)
 7.福島の現場と災害教育の取り組み
 進士徹(あぶくまNSネット代表)
 8.災害から学ぶ
 広瀬敏通(RQ災害教育センター代表)
 9.コメンテータ
 阿部治(立教大学ESD研究所長・教授)
 関礼子(立教大学社会学部教授)
 10.パネルディスカッション(コーディネータ: 鬼頭秀一)
 11.閉会の挨拶 小澤紀美子(東海大学教養学部教授)
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 ┃■┃研究発表会「エネルギー政策と地域社会」のお知らせ
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  法政大学社会学部舩橋研究室では、このたび「エネルギー政策と地域社会」を主題
 にした研究発表会を開催しますので、ご来場いただくようご案内申し上げます。
  この研究発表会は、東日本大震災後に必要になっている「エネルギー政策の根本的
 見直し」という状況を見据え、原子力および再生可能エネルギーの二つの側面から、
 エネルギー政策と地域社会のあり方を考えるという課題に取り組むものです。当研究
 室がこの一年間に実施した青森県、福島県および、再生可能エネルギーに取り組む各
 地での現地調査にもとづき、下記のような担当者と諸テーマでの報告を行います。
           記
 日時 :2013年3月16日(土曜)13:30-17:00(受付は13:00より)
 場所 :法政大学市ヶ谷キャンパス 大学院棟(92年館) 401号室
 主催 :法政大学社会学部舩橋晴俊研究室
 後援 :法政大学サステイナビリティ研究教育機構、および、
 福島大学うつくしまふくしま未来支援センター
 報告者:
 舩橋晴俊(法政大学社会学部 教授)(サス研機構長)
 「原発震災被災者の置かれた困難な状況と取組み態勢改善の課題」
 「再生可能エネルギー普及のための統合事業化モデル」
 茅野恒秀(岩手県立大学総合政策学部 講師)(サス研客員研究員)
  「『むつ小川原開発・核燃料サイクル施設問題研究資料集』総括的解題」
  「北東北3県における地域に根ざした再生可能エネルギーの動向」
 北風 亮(法政大学大学院公共政策研究科修士課程)
  「自治体による風力発電事業に対する社会学的考察」
 廣瀬 勝之(法政大学大学院公共政策研究科修士課程)
  「2012年の核燃料サイクル施設と再生可能エネルギーの動向経過」
 他に、社会学部学生3名が発表。
 討論者:
  大平佳男(福島大学うつくしまふくしま未来支援センター研究員)
 参加費:無料     (ご来場いただいた方々には、『報告書』を進呈します。)
 舩橋研究室連絡先:〒194-0298 東京都町田市相原町4342   法政大学社会学部 
 内
 Tel/Fax 042-783-2386(研究室)
 E-mail:2011funabashi[アットマーク]gmail.com (舩橋研究室)
 (資料準備の都合がありますので、参加ご希望の方は、上記Emailにご一報くださ
 い。)

