今年7月、国際社会学会・世界社会学会議(International Sociological Association’s World Congress)が横浜で開催されます。アジアでは初めての開催ということで、大きな盛り上がりを見せていますが、確かに、数千人の社会学者が横浜の地に集い議論する機会は、そうめったにあるものではありません。日本やアジアの環境社会学がいかに自らの独自性を世界に訴えることができる、千載一遇のチャンスと言ってよいでしょう。
そこで、新体制の国際交流委員会が発足してから、関係各方面と協議の末、独自企画(プリコンファレンス)を持つことを決定いたしました。下記のように、ISA大会と同じ会場を舞台に、2日間にわたる国際シンポジウムです。環境社会学会、法政大学サステイナビリティ研究所、それにISA「環境と社会」部会(ISA-RC24)の共催で、大会事務局は国際交流委員会と法大サス研から人員が集まって実行委員会を組織してあたります。
全体は3部6コマで構成されます。2つのテーマ・セッション(合計4コマ)と、レギュラー・セッション(2コマ)です。テーマ・セッションは日本ならではのテーマ部会とし、レギュラー・セッションは、ISA大会と同様のフォーマットでの自由報告部会となります。
ISA横浜大会連動「プリコンファレンス」(暫定プログラム)
日 時: 2014年7月12日[土]〜13日[日]
会 場: パシフィコ横浜
〒220-0012 横浜市西区みなとみらい1-1-1
http://www.pacifico.co.jp/index.html
プログラム: 第1日=7月12日[土]
9:00〜12:00 Session 1 (Thematic Session 1a)
“The Fukushima Nuclear Disaster and Tasks of Social Reform [1]”
13:00〜15:00 Session 2 (Thematic Session 1b)
“The Fukushima Nuclear Disaster and Tasks of Social Reform [2]”
15:00〜17:00 Session 3 (Regular Session)
(19:00ごろ〜 世界の環境社会学者との軽食懇親会を計画中)
第2日=7月13日[日]
9:00〜10:30 Session 4 (Regular Session)
10:30〜12:00 Session 5 (Thematic Session 2a)
“History of Environmental Problems and Environmental Sociology [1]”
13:00〜16:00 Session 6 (Thematic Session 2b)
“History of Environmental Problems and Environmental Sociology [2]”
(17:00) (Opening Ceremony of the ISA World Congress)
宿泊・昼食: 各自でご手配・ご用意ください
開催主体 : 環境社会学会、法政大学サステイナビリティ研究所、 国際社会学会「環境と社会」部会(ISA-RC24)
事務局: ISA横浜大会連動「プリコンファレンス」実行委員会
メンバー 堀川三郎、寺田良一、宇田和子、湯浅陽一(以上、環境社会学会)、西谷内博美、守屋貴嗣、吉野馨子、日下麻衣子(以上、法政大学サステイナビリティ研究所)、Stewart Lockie (ISA-RC24)
問い合わせ先: 堀川三郎(国際交流委員長) sab[アットマーク]hosei.ac.jp