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学会大会

第49回大会のお知らせ(第3報)自由報告プログラム、エクスカーションの追加募集

By 2014年5月16日12月 4th, 2021No Comments

第49回大会の自由報告プログラムとエクスカーションの2次募集(若干名)に
ついてお知らせいたします。本文末に各種委員会の開催案内がありますので、
あわせてご確認ください。
*大会(14日:昼食なし)への当日参加も可能です。大会参加費(一般会員・
非会員:3000円、学生会員2000円)を当日受付にてお支払いください。
■自由報告プログラム(6月14日 9:00~11:30)報告20分、質疑応答10分
受付開始 8:00~(場所:S棟1階)
【セッションA】地域社会の意思決定と取り組み (会場:S棟11)
司会:熊本 博之(明星大学)
A-1 高度経済成長期における開発政策の影響
――近代化にむかう漁村・浦安の衰退
佐野 和子(國學院大學大学院)   ※【修士論文報告】
A-2 治水事業における計画変更の可能性
――千歳川放水路計画と斐伊川放水路の比較を通して
 角 一典(北海道教育大学)
A-3 ダム事業凍結および中止決定後の補償と地域社会化をめぐる諸類型
浜本 篤史(名古屋市立大学)
A-4 不法投棄問題に対する社会史的アプローチ
――豊島住民はどのように不法投棄問題と向き合ってきたか:S氏のラ
イフヒストリーから
藤本 延啓(熊本学園大学)
A-5 福島に於ける持続可能な農業再生への取り組みと見えてきた課題
――ふくしまオーガニックコットンプロジェクトを事例として
 竹内 宏規(関西学院大学大学院)・大高 茜(関西学院大学大学院)
【セッションB】「原発」とレジリアントなエネルギー社会 (会場:S棟12)
司会:湯浅 陽一(関東学院大学)
B-1 原発の再稼働に関わる自治体の対応と責任
――鹿児島県川内原発の周辺自治体を事例に
章 大寧(南九州大学)
B-2 原発立地空間に生きる鎮守の森
――上関原発建設予定地における「不作為の入会権」の現代的意義について
早瀬 利博(長崎大学大学院)
B-3 環境レジリエンスの概念と災害等の外部リスクに係る行政認知と取組みの
実態
田中 充(法政大学社会学部)・馬場 健司(法政大学地域研究センター)
B-4 震災後のエネルギー・レジリアンス論
山口 健介(チュラロンコン大学大学院)・吉澤 剛(大阪大学)
B-5 離島の地域力を活かす新エネルギー開発・実践とその展望
――独立電力連系の大規模離島における事例検討から
松村 悠子(大阪大学大学院) ※【修士論文報告】
【セッションC】環境利用をめぐる慣習と権利 (会場:S棟14)
司会:金沢 謙太郎(信州大学)
C-1 慶良間国立公園化における海域設定の社会運動論的解釈
――水深30メートルという設定を巡って
圓田 浩二(沖縄大学)
C-2 アブラヤシ農園開発をめぐる土地利用の変化と慣習の変容
――インドネシア東カリマンタン州モダン・ダヤック集落の事例「慣習地」
をめぐる個と集落社会の選択
藤原 江美子(東京大学大学院)   ※【修士論文報告】
C-3 地域住民が求める獣害対策とは?
――タンザニア・アフリカゾウ対策の事例
岩井 雪乃(早稲田大学)
C-4 大水のなかのマイナー・サブシステンス
――河川漁撈における異常出水のもつ意味
金子 祥之(早稲田大学)
C-5 和紙と地域社会の再構築
――和紙をめぐる原料生産と流通における問題点とその対策
田中 求(九州大学)
※【修士論文報告】では、報告者は修士論文の内容について報告する。
■エクスカーション2と3の追加募集(若干名)
※申し込みを希望される方は、担当者まで直接お申し込みください(連絡
先は末尾にあります)。先着順となります。
〈コース2〉「いわき市から見る被災・避難の現状と被災地ツアー」
企画者はいわき市を拠点にした被災地ツアーを主に3つに分類しています。
第1は復興支援のためのツアー、第2は避難者・被災者運動支援のための
現地見学ツアー、第3は被災地発の防災ツアーです。今回のエクスカーシ
ョンは3番目のツアーに注目します。当初から避難者支援に奔走してきた
有志が、継続的な支援の傍ら、新たに防災ツアーのニーズを見いだした状
況から、被災地の経験がいかに伝えられているのかを考えます。14日のミ
ニシンポジウム終了後、貸し切りバスで即移動、いわき海浜自然の家(野
外活動など環境教育の拠点施設)に宿泊します。
【行程】バス(夕食のお弁当込み)~いわき海浜自然の家(宿泊)~朝食
(朝食前後に屋外を散策すると除染作業の状況などがわかります)~館長
のお話と質疑応答(震災後の海浜自然の家について、活動内容や利用者の
シフト)~(語り部の講話:打診中)~昼食~みんぷく着(赤池孝行さん
の話と質疑応答(避難者支援から防災ツアーへのシフト、水俣のインパクト、
現状の課題等)~みんぷくツアー:豊間・薄磯地区(見えなくなる被災地
を見るために)
【解散予定】15日夕方、JRいわき駅で解散(東京方面17:20にぎりぎり
間に合うか、次の18:20発スーパーひたちに乗車できる時間帯)
*注:型どおりのお話ではなく、踏み込んだお話を伺いたいと思っています。
そのため、ツアー内容等に関するツイッターなどのインターネット発信お
よび文書での公表などにつきましては、お話し下さった方の確認・了解を
いただくなど、細心のご注意をいただきたくお願いいたします。
【追加募集定員】5名程度 担当:関礼子
〈コース3〉「福島県の有機農家による放射能被害克服の取り組み」
放射能汚染によって福島県農業は甚大な被害を被ったが、とりわけ「食の
安全」「地域循環型農業」「顔の見える関係」を提唱してきた有機農業の被
害は致命的ともいえるものです。しかし、非常な困難と闘いながら、「この
土地で住み続けたい」「耕し続けたい」との農家の根源的な思いから 懸命
な復興の努力がなされ、そこから「福島から無数の希望が生まれている」
と言われるような数々の新しい展開が生まれています。本ツアーでは二本
松市東和を中心に有機農家の現状と取り組みを学びます。貸し切りバスで
移動、東和町に前泊します。
【解散予定】15日16時ごろ福島駅 
【追加募集定員】若干名 担当:谷口吉光 
【問い合わせ先】
▼大会全体関すること:西崎伸子(福島大学、第49 回大会事務局)
E-mail:kankyosyakaifukushima [at] gmail.com
電話:024(548)8297
▼エクスカーションの追加募集の申し込み先
〈コース2〉 関礼子  E-mail: seki [at] rikkyo.ac.jp
〈コース3〉 谷口吉光 E-mail: tani [at]akita-pu.ac.jp
※メールアドレスの[at]は、@(アットマーク)に置き換えてください。