環境社会学会は、機関誌『環境社会学研究』第18号を発行しました(特集:環境社会学にとって「被害」とは何か)。目次は下記の通りです。
目次
巻頭エッセイ
- 地域金融に対する社会学的研究の潜在力(湯浅陽一)
特集:環境社会学にとって「被害」とは何か
- 「社会学」はいかにして「被害」を証すのか(浜本篤志、堀川三郎、友澤悠季)
- 福島原発事故における被害構造とその特徴(藤川賢)
- なぜ被災者が津波常習地へと帰るのか(植田今日子)
- 問われ続ける存在になる原子力立地点住民(山室敦嗣)
- 被災へのまなざしの叢生過程をめぐって(大矢根淳)
論文
- 持続可能な地域発展の分析枠組み(清水万由子)
- 農業用水の“環境用水”化に見る資源管理の編成可能性(黒田暁、西城戸誠、舩戸修一)
- 不知火海沿岸地域住民の健康度を規定する社会的要因の探索(牛島佳代、成元哲、丸山定巳)
研究ノート
- 地域環境保全活動への参加と社会関係資本(山添史郎、霜浦森平、塚本利幸、野田浩資)
- 地域への便益還元を伴う野生復帰事業の抱える課題(本田裕子)
研究動向
- <食と農>の環境社会学(舩戸修一)
- 風力発電の社会的受容(本巣芽美、丸山康司、飯田誠、荒川忠一)