Skip to main content
メールマガジンアーカイブ

環境社会学会メールマガジン 第402号

By 2019年2月28日No Comments

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■         環境社会学会メールマガジン         ■■
                        第402号  2019/03/01
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
目次
 
■『環境社会学研究』のJ-STAGEへの登載状況について
 
■修士論文発表会プログラムのお知らせ(3月4日開催)[再掲]
 
■第4回社会学フォーラムRC24(環境と社会)のレギュラー・セッション企画の呼びかけ
 (3月15日締切)
■第59回環境社会学会大会(明治学院大学)自由報告の募集(5/20締切)
 
■「日本におけるトランジション・マネジメント研究の展開セミナー」(3月22日開催)
 
■7th International Symposium on Environmental Sociology
 in East Asia (ISESEA) Call for Papers Deadline(31, Mar. 2019) [再掲]
 
 
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃■ ┃『環境社会学研究』のJ-STAGEへの登載状況について
┗━┛
編集委員会では、昨年秋からJ-STAGE上で『環境社会学研究』の電子版公開を
進めています。発行から2年が経過して電子版公開が可能になっている号のうち、
新しいものから順に登載する作業を進めており、現在、第22号から第8号までが
利用可能です。
 
◆『環境社会学研究』トップページ – J-STAGE(科学技術情報発信・流通総合システム)
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jpkankyo/-char/ja
 
J-STAGE
https://www.jstage.jst.go.jp
 
先にメールマガジン第398号(1月15日)で昨年12月までの進捗状況をご報告した後、
1月から2月には次の5号分を公開しました。
 
『環境社会学研究』J-STAGE登載・2019年1月〜2月分
・第22号[特集 環境と農業の持続可能性;小特集 農業の多様な展開]
    (2017年2月発行)
・第11号[特集 環境をめぐる正当性/正統性の論理――時間・歴史・記憶――]
    (2005年10月発行)
・第10号[特集 環境社会学の新たな展開]
    (2004年11月発行)
・第9号[特集 農と暮らしのディスクール;小特集 農と暮らしの現場から]
    (2003年10月発行)
・第8号[特集 エネルギ一転換の社会学;小特集 エネルギ一転換の現場から]
    (2002年10月発行)
 
これで昨年秋のオープン以来、計15号分の登載・公開が済みました。
今年4月頃の完了を目途に、これ以前の7号分も順次登載していきます。
 
J-STAGEに登載された本誌の記事は、会員・非会員を問わず、
どなたでも無料で閲覧できます。ぜひご活用ください。
(編集委員会)
 
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃■ ┃修士論文発表会プログラムのお知らせ(3月4日開催)
┗━┛
環境社会学会特別研究例会「環境社会学・修士論文発表会」を下記のとおり開催します。
環境社会学会主催の修士論文発表会は、環境社会学に関する修士論文の成果を
ご報告頂き、じっくり議論ができる場にしたいという趣旨のもと開催されています。
皆さまの積極的な参加をお待ちしております。
 
■ 日時:2019年3月4日(月)14:30~18:00(予定)
■ 場所:名古屋大学東山キャンパス 情報文化学部・全学教育棟4階SIS4教室
  (アクセスは http://www.sis.nagoya-u.ac.jp/access/index.htmlをご参照ください)
■ 主催:環境社会学会、名古屋大学環境学研究科社会学講座
 
■ プログラム
 14:30-14:40 趣旨説明
 14:40-15:30 「里山再生と新しいコモンズの生成
         ―『川崎―仙台 薪ストーブの会』の事例から―」
        (東北大学大学院 高橋知花)
 
 15:30-16:20 「福島市における汚染土をめぐる人びとのリスク認知と行動
        ―除染ボランティア団体『花に願いを』の事例から―」
        (名古屋大学大学院 陳天セン)
 ≪休憩≫
 
 16:35-17:25 「日常的な景観のオルタナティブな保全方法
        ―神奈川県真鶴町の『美の基準』を事例に―」 
        (大正大学大学院 大槻麻綾)
 
 17:25-18:00 総合討論
 
※終了後に懇親会を予定しております。議論の続きや今後の研究活動について
ざっくばらんにお話しできる場としたいと思います。どうぞふるってご参加ください。
(研究活動委員 青木聡子)
 
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃■ ┃第4回社会学フォーラムRC24(環境と社会)のレギュラー・セッション企画の呼びかけ
┗━┛(3月15日締切)
 
 第4回社会学フォーラムは2020年7月14日〜18日に、ブラジルのポートアレグレで
開催されます。現在「一般セッション(regular session)」の企画を募集中です
(3月15日締切)。なお報告申込締切は2019年9月30日です。
できるだけ日本人研究者(とくに若手研究者)の積極的な報告を促すためにも、
みなさまに、session proposal の提案を呼びかけます。
 
1)Session Proposal とは?
 
 社会学フォーラムでは、日本社会学会大会のような自由報告部会ではなく、
各RCがSessionをあらかじめ立てて、Sessionごとに報告を募集します。
1session は110分程度で、その中に5〜6本程度の報告が入ります(各報告は通常15分程度)。
Session Proposal とは、このような session を企画することです。企画案が認められれば、
通常、企画者(session organizer といいます)が、RC24全体のSession Coordinatorと
連絡をはかりつつ、
 a) 応募されたabstract の中から、どの報告を認めるか否かを選考し
 b) 応募者に採否を通知し
 c)報告の順序などを検討し
 d) 当日司会をします
 (司会者自身は報告ができません。自分が報告したい場合は司会者を別に立てます。)
 
これまで経験がないという方には、適宜私たちがアドバイスいたしますので
積極的にトライしてください
 
sessionの例
東アジアの環境問題、スローフード運動と地域再生、地域からの温暖化対策、
環境被害を考える、歴史的景観保全の達成と課題
 
2)Session Proposalの締切は3月15日です。
 
3)Session Proposal のしかた
下記のような司会者名とアドレス、趣旨を簡潔に述べたsession description
(250 words以内)を下記のサイトから入力します。
https://isaconf.confex.com/isaconf/forum2020/cfs.cgi
(Research Committeesに進み、指示に従って入力します)
 
Session 5: Social theory and the environment: the new world dis(O)rder
Co-chairs: Arthur Mol, Wageningen University,
     The Netherlands, Arthur.Mol(at)wur.nl
     David Sonnenfeld, State University of New York at Syracuse,
     USA, dasonnenfeld(at)gmail.com
 
This session brings together theory-informed papers that aim to interpret
and understand the institutions, actions and authorities for environmental
reform in the new world (dis)order. Do we need and see new forms and patterns
of environmental reform; how can we understand their emergence and functionng;
how do we evaluate them; what does this mean for (environmental) social theory?
 
Session 12: Environmental issues and people’s voice in Asia
Chair: Koichi Hasegawa, Tohoku University,
   Japan,k-hase(at)m.tohoku.ac.jp
   KU Do-Wan, Environment and Society Research Institute,
   Korea,kudowan(at)korea.com
 
Focusing on environmental issues and civil activities in Asia.
Under rapid modernization and industrialization, people suffer from
serious environmental disruption. How do they react and raise their voice?
Or how do they hope in their silence.
 
前回ウィーン大会の折のプログラム(各セッションの構成とabstract)は下記で一覧できます。
参考にしてください。
https://isaconf.confex.com/isaconf/forum2016/webprogram/Symposium325.html
 
Grammarly(www.grammarly.com/‎)などの無償の文法チェックサイトなどで、
基本的な文法チェックやスペルチェックをオススメします。
 
4)Session Proposal の応募資格
ISAの会員やRC24の登録メンバーでなくても大丈夫ですが、ISAやRC24のNewsletterを
確実に受け取るために、ISAやRC24の登録メンバーになることをおすすめします。
 
※このような呼びかけを行うのは、RC24での日本人のsession proposalや報告を
encourageするためですので、趣旨をご理解ください。
疑問の点などは、遠慮なく、下記メンバーにおたずねください。
 
国際交流委員会(委員長 浜本篤史)、国際社会学会理事 長谷川 公一
 
問合先 長谷川公一(k-hase(at)ml.tohoku.ac.jp)
 
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃■ ┃第59回環境社会学会大会(明治学院大学)自由報告の募集(5/20締切)
┗━┛
第59回環境社会学会大会(明治学院大学)の自由報告(6月9日)を募集します。
 
【募集要項】
 ・報告者(登壇者)は会員に限ります。
 (遅くとも自由報告の申し込み締め切り日までには入会手続きを済ませてください)
 ・1報告あたり報告20分+質疑応答15分(報告数により変更する場合があります)
 ・締め切り:2019年5月20日(月)必着
 ・申込方法:下記の申し込み先へEメールにてご応募ください。
 ・研究活動委員会にて本学会にふさわしい報告内容であるかを判断し、
  5月27日までに担当より受理/不受理を通知します。
 
【申し込み時の記載事項】
 1)報告タイトル
 2)報告者氏名、所属
 3)連絡先(住所・電話・Fax・Eメール)
 4)報告要旨(2800字以内、英文の場合は800語以内、Wordで作成してメール添付)*
 5)使用希望機器(会場の都合により希望にそえない場合もあります)
 
*報告要旨作成における留意点
 ◎要旨集は各報告2頁(A4)で組みます。図版(2枚まで)を入れる場合は、
  目安としてB5サイズ1枚の大きさを1400字に換算して字数を調整してください。
 ◎誤字脱字、内容に関する引用トラブル、フォーマットからの逸脱による
  報告要旨集作成のトラブルなどが相次いでおります。
  ご自身によるチェックの徹底をお願いします。
 ◎要旨集に掲載されたタイトルを報告時に変更することのないようご留意ください。
 
【申し込み先】
 川田美紀(大阪産業大学)
 mkawata[アットマーク]est.osaka-sandai.ac.jp
 
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃■ ┃「日本におけるトランジション・マネジメント研究の展開セミナー」
┗━┛(3月22日開催)
 
日本におけるトランジション・マネジメント研究の展開セミナーを開催します。
 
英国インペリアル・カレッジ・ロンドンの客員教授Fred Steward氏をご講演者に、
日本における第一人者である東工大梶川教授、明治大松浦教授を討論者にお招きして、
以下のようにセミナーを開催いたします。
 
会場の定員の都合上、事前にお申し込み頂いた方を優先いたします。
参加希望の方は、3月18日(月)夕方5時までに、土肥かおり(doi.kaori[at]nies.go.jp)
まで、所属とお名前をメールでご連絡ください。
 
■日 時:2019年3月22日(金)13:30−16:00
 
■場 所:京都大学 東京オフィス 大会議室
     〒100-6590 東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング10階
 
■プログラム
 13:30-14:30
 「日本におけるトランジション・マネジメント研究の展開」(仮題)
  講演:Fred Steward氏
  (インペリアル・カレッジ客員教授、ウェストミンスター大名誉教授)
 
略歴等:
His primary research interest is in ‘transformative innovation’
– pervasive, radical, system-wide social and technological change.
His approach to this is a synthesis between innovation network concepts
and sociotechnical transition theory. The focus of his research is the
role of innovation in addressing the global challenge of climate change
and environmental sustainability,and the implications of this for policy.
 
■討論者
 
 14:30-14:45 梶川裕矢(東京工業大学 環境・社会理工学院)教授
 
 14:45-15:00 松浦 正浩
       (明治大学専門職大学院ガバナンス研究科(公共政策大学院))教授
 
 15:00-16:00 全体討論
 
(国立環境研究所 青柳みどり)
 
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃■ ┃7th International Symposium on Environmental Sociology
┗━┛ in East Asia (ISESEA) Call for Papers Deadline(31, Mar. 2019)
 
 ◆ Theme:
  Social Actions to Climate Change and Energy Transition in East Asia:
   Toward a Sustainable Planet
 
 ◆ Dates:
  October 26(Sat) – 28(Mon), 2019
 
 ◆ Venue:
  Graduate School of Environmental Studies, Seoul National University,
  Seoul, Korea
 
Dear Colleagues,
In 2007, environmental sociologists in East Asia organized the first
International Symposium on Environmental Sociology in East Asia (ISESEA).
Since this inaugural meeting, ISESEA has been hold biennially to provide
a platform for environmental sociologists and other social scientists to
debate complex socio-ecological issues and sustainability transition,
particularly from an East Asian perspective. Co-hosting with RC 24 of
International Sociological Association, the Korean Association for
Environmental Sociology (KAES) will host the 7th ISESEA with the theme of
 
“Social Actions to Climate Change and Energy Transition in East Asia:
Toward a Sustainable Planet”
at Seoul National University during October 26th~28th, 2019.
 
In the late 20th century, East Asian countries experienced unprecedented
social and ecological changes with rapid economic growth. In this process,
many citizens have become victims of environmental pollution, but economic
growth remains a top priority in East Asia. As a result, given the share of
East Asia in the global economy, East Asian countries have been increasingly
responsible for global environmental problems. The transition to a
sustainable society has become a significant challenge that East Asian
countries can no longer ignore.
 
Fortunately, there is an increasing number of social actions in East Asia
that seek sustainability transition. For example, not only renewable energy
is spreading rapidly in East Asia, but also in Korea, Taiwan, and Japan,
long-term policies are in place to shut down nuclear power plants.
However, contentious politics for sustainable societies in East Asia is still
in its infancy. Growth coalition, which claims the inevitability of
nuclear power, still has a strong influence, and developmental policies to
destroy the natural environment are also continuing. Furthermore,
the historical experience shared by East Asian countries, including
export-led economic growth, the legacy of authoritarian politics, and strong
aspirations for economic growth, further complicates the politics of transition
between state, market and civil society. From a comparative historical
point of view, the experience of East Asian countries will provide various
implications for developing emerging debates, such as climate justice,
energy democracy, and degrowth, as well as major topics of environmental
sociology, and seeking “just transition”. We hope the 7th ISESEA vitalizes
discussion on social actions to climate change and energy transition,
rethinking its challenges and implications toward a sustainable planet.
 
While all topics on environmental sociology are welcomed at the conference,
we especially invite papers that address one or more of the following topics:
 
– Climate actions and energy transition
 
– Environmental pollutions, environmental victims, and environmental justice
 
– Transboundary pollution, risk politics, and environmental governance
 
– Disaster and resilience
 
– Environmental movements, green politics, and state
 
– Ecological democracy and ecological citizenship
 
– Anthropocene and sustainability
 
– Sustainable development and degrowth
 
We particularly encourage proposals of organized sessions with 3-4 papers
addressing the same topic.
For individual papers, we will arrange them in the session of similar topics.
 
◆DEADLINES
 
 • Deadline for Abstract Submission: March 31st, 2019
 
 • Announcement of Abstract Acceptance: April 30th, 2019
 
◆Deadline for the submission of paper abstracts for open panels
 
If you are interested in participating in this conference,
please send an abstract, no more than 500 words, to ISESEA-7 homepage
by March 31st, 2019.
https://sites.google.com/view/isesea-7
 
◆Deadline for the submission of titles and descriptions of sessions
 
And if you want to organize a session, please send the title and description
of the session including abstracts to ISESEA-7 homepage by March 31st, 2019.
https://sites.google.com/view/isesea-7
 
The organizing committee will review the abstracts and contact you
with the result by April 30th, 2019.
 
For submission-related questions, please email: isesea.7[at]gmail.com
 
ISESEA-7 Local Planning Committee
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□発 行 環境社会学会 会長 谷口吉光(秋田県立大学)
□事務局 アカデミーセンター (株)国際文献社内 環境社会学会事務局
 〒162-0801 東京新宿区山吹町358-5
 E-mail jaes-post[アットマーク]bunken.co.jp
□編集・送信 植田今日子(上智大学・事務局長)
□メールアドレス・住所・所属など個人情報の変更は、上記までメールか郵便で
 ご連絡ください。
□メールマガジン掲載依頼(毎月10日・25日締切)、その他のお問い合せは、
 上記事務局までお願いいたします。
□年会費の振り込み先:郵便振替口座:00530-8-4016 口座名:環境社会学会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━