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メールマガジンアーカイブ

環境社会学会メールマガジン 第421号

By 2019年11月15日No Comments

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■■         環境社会学会メールマガジン         ■■
                      第421号  2019/11/15
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■第60回大会(明星大学)のお知らせ(プログラム確定)(12月8日開催)
 
■社会学系コンソーシアム・日本学術会議第12回シンポジウム(1月11日開催)
 
■高木基金 国内枠助成【「若手研究支援枠」新設】応募受付開始のお知らせ(12月10日締切)
 
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┃■┃第60回大会(明星大学)のお知らせ(プログラム確定)(12月8日開催)
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次回の大会は、下記の通り明星大学において開催します。
【日程】2019年12月8日(日)
【会場】明星大学(東京都日野市程久保2-1-1)26号館
多摩モノレール「中央大学・明星大学駅」直結です。
キャンパスへのアクセスガイド
https://www.meisei-u.ac.jp/access/hino.html
キャンパスマップ
https://www.meisei-u.ac.jp/campus/hino.html
 
【開催校連絡先】
熊本博之(明星大学)kuma[アットマーク]soci.meisei-u.ac.jp
【参加費】
正会員500円、非会員500円、学生会員無料
【託児について】
学会の託児補助金を活用することができます。
開催校での託児サービスは現在調整中です。
開催校事務局にお問い合わせください。
なお、大会にはお子様連れでの参加が可能です。
 
【大会スケジュール】
午前 9:30~12:00 自由報告 26-203~26-205教室
午後 13:30~16:30 シンポジウム 26-202教室
 
【シンポジウム】
会場:26-202教室
テーマ:気候変動と専門家
報告者:杉山昌広(東京大学)、富田涼都(静岡大学)、福永真弓(東京大学)
コメンテーター:寿楽浩太(東京電機大学)、長谷川公一(東北大学)
司会・解題:立石裕二(関西学院大学)
【シンポジウム趣旨】
こちらをご覧ください。
http://www.jaes.jp/report_a/seminar_a/2019/5826
 
【自由報告プログラム】
[部会A]サステイナビリティと環境社会学(司会 立川雅司)26-203教室
A-1
Sustainability Transition研究と環境社会学の相補性:「厄介な問題」への理論的貢献
太田和彦(総合地球環境学研究所)
A-2
モビリティ・システム転換の方向性について:社会技術トランジション・システム理論からのアプローチ
青柳みどり(国立環境研究所)、尾崎立子(ウインチェスター大)、フレッド・ステュワード(インペリアル・カレッジ)
A-3
有機農業の地域的広がりを説明する新しいアプローチ:機能と価値転換による分析
谷口吉光(秋田県立大学)
A-4
高等教育論における環境教育の研究動向:SDGsの基盤として
内山弘美(大学非常勤講師)
 
[部会B]環境ガバナンスの構造と主体(司会 菊地直樹)26-204教室
B-1
開拓集落のコミュニティ:ごみ焼却施設立地をめぐる環境運動から
廣本由香(日本学術振興会)
B-2
例外状態における環境ガバナンス:沖縄の米軍基地と「剝き出しの生」の常態化
山口賢一(沖縄県立看護大学)
B-3
バングラデシュ・クルナ市の住民主体による適切な廃棄物管理へ向けた一考察
佐藤秀樹(江戸川大学)
B-4
環境汚染問題の協働解決に関わる研究者と「知」の役割:中国淮河流域におけるフィールド調査の省察から
大塚健司(アジア経済研究所)
 
[部会C]環境社会学的認識とコンテクスト(司会 寺内大左)26-205教室
C-1
都市郊外の「里山保全地域」におけるボランティア活動の展開:ニュータウン開発後の環境保全運動に関する聞き取り調査から
村田千夏(中央大学大学院)
C-2
イベント化する野生動物保全における「スペクタクル」の表象:ケニア南部、マサイ・オリンピックの事例研究
目黒紀夫(広島市立大学)
C-3
Gutom(空腹)の論理と漁場利用:フィリピン・パナイ島アルタバス町の事例から
小林孝広(東海大学)
 
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┃■┃社会学系コンソーシアム・日本学術会議第12回シンポジウム(1月11日開催)
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社会学系コンソーシアム・日本学術会議 第 12 回シンポジウム
現代日本の「働く仕組み」――社会学からのアプローチ
日時 2020 年 1 月 11 日(土)13:30~16:30
 
会場 日本学術会議講堂(東京メトロ千代田線「乃木坂駅」5 番出口徒歩1分)
 
概要
今日の日本社会では、正規/非正規雇用間の格差や「働き方」の問題をはじめ、雇用や就業をめぐる諸制度――言わば「働く仕組み」――に関してさまざまな課題が浮上し、その解決が模索されている。しかし、これらの諸制度は、教育・社会保障システムのあり方とも関連しながら相互に強い補完性を持っており、また社会の構成員が持つ認識や想定が、それらの再生産を支える役目も果たしている。そうである以上「働く仕組み」に関わる課題の解決のためには、その全体像を正確に把握した上で、それをどこからどのように変えていくべきか、また変えていけるのかを検討しておく必要があるだろう。このような問題関心から、本シンポジウムでは、現代日本社会の「働く仕組み」に社会学の視点を生かして接近し、その特徴を理解すると共に、変化する時代状況に合わせて今後それをどうデザインし、マネージしていくべきかを議論していく。
 
開会挨拶
浦野正樹(社会学系コンソーシアム理事長、早稲田大学)
 
報告
正規・非正規労働者の統合は可能か――人事管理にみる差異の論拠
 高橋康二(日本労働社会学会、労働政策研究・研修機構)
日本企業にとって従業員の「キャリア」とは――海外現地採用日本人を通して見える理念型
 石田賢示(東北社会学会、東京大学)
高学歴者・ホワイトカラー増加社会への職業社会学的アプローチ
 藤本昌代(関西社会学会、同志社大学)
働く仕組みと暮らす仕組みとの食い違い
 武川正吾(日本学術会議連携会員・福祉社会学会、明治学院大学)
 
討論
山田真茂留(日本学術会議連携会員・関東社会学会、早稲田大学)
佐藤嘉倫(日本学術会議会員・日本社会学会、東北大学)
 
司会進行
有田伸(数理社会学会、東京大学)
石原俊(関西社会学会、明治学院大学)
 
閉会挨拶
遠藤薫(日本学術会議会員、学習院大学)
 
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┃■┃高木基金 国内枠助成【「若手研究支援枠」新設】
┗━┛応募受付開始のお知らせ(12月10日締切)
 
・受付期間:11月10日~12月10日
・助成総額:1,000万円
・募集要項ウェブサイト:http://www.takagifund.org/apply/
・募集要項PDFダウンロード:
http://www.takagifund.org/apply/data/yoko_2020.pdf
 
高木仁三郎市民科学基金(高木基金)は、「市民科学者」として、核・
原子力の問題に力を尽くし、2000年に亡くなった高木仁三郎の遺志に基づ
き、「市民科学」を志す市民やグループへの助成を行います。
 
私たちが取り組むべき課題は、高木仁三郎の生涯のテーマであった核・
原子力はもとより、有害化学物質による環境汚染や健康への被害、廃棄物
の処分、生物多様性の減少、気候変動と激甚化する自然災害、自然資源・
生態系サービスの喪失など、多岐にわたります。さらに、IT技術の進化
とともに産業や経済のグローバル化が加速する一方で、排外主義が広がり、
領土や資源をめぐる紛争も絶えることなく、安全保障や平和構築のあり方
も複雑化し、困難を深めています。持続可能で平和な社会を実現していく
ために、私たち一人ひとりが、「地球市民」の観点に立ちながら、問題の
現場で自ら学び、専門性を高め、問題の解明に主体的に関与していくこと
がますます重要になっています。
 
高木基金では、特に、このような問題意識で社会的な課題に向き合おう
とする若い世代の方々を応援したいと考え、今年度から「若手研究支援枠」
を設けることにしました。この枠では、現時点で調査研究計画や成果発表
の見通しが確立していないとしても、社会的な課題に真剣に向き合い、現
実の問題から学び、よりよい未来を目指そうという意欲や姿勢を重視した
いと考えています。多くの方からの意欲的な応募を期待しております。
 
なお、高木基金の助成に初めて応募をする方は、応募前に、メールまた
は電話にて事務局への事前相談を行った上で正式の申込をすることをお勧
めします。その他、ご不明の点は、遠慮なく info[アットマーク]takagifund.org に
お問い合せください。どうぞよろしくお願いいたします。
 
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□発 行 環境社会学会 井上真(会長)
□事務局 アカデミーセンター (株)国際文献社内 環境社会学会事務局
〒162-0801 東京新宿区山吹町358-5
E-mail jaes-post[アットマーク]bunken.co.jp
□編集・送信 浜本篤史(事務局長)
□メールアドレス・住所・所属など個人情報の変更は、上記までメールか郵便で
ご連絡ください。
□メールマガジン掲載依頼(毎月10日・25日締切)、その他のお問い合せは、
上記事務局までお願いいたします。
□年会費の振り込み先:郵便振替口座:00530-8-4016 口座名:環境社会学会
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