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学会大会

第32回セミナーのお知らせ

By 2005年10月18日12月 24th, 2021No Comments

日 時:2005年12月10日(土)
 場 所:関西学院大学 西宮上ヶ原キャンパスE号館
     (http://www.kwansei.ac.jp/about/f_uegahara_map.html)
 ※会場校へのアクセス方法 http://www.kwansei.ac.jp/top/map_menu.html
▼会場までの交通
http://www.kwansei.ac.jp/top/map_menu.htmlをご覧ください
・東京方面から
 新大阪からJRで大阪へ(約5分)。阪急梅田駅から神戸線で西宮北口駅(約15分)に行き、今津線に乗り換え、甲東園駅下車(約5分)。徒歩(約12分)またはバス利用(約5分)。
・広島方面から
 新神戸から地下鉄で三宮へ(約5分)。阪急神戸線で西宮北口駅(約15分)に行き、今津線に乗り換え、甲東園駅下車(約5分)。徒歩(約12分)またはバス利用(約5分)。
●プログラム
■自由報告(報告20分,討論15分)10:00~12:30
【A部会 環境問題と環境政策】司会:池田寛二(法政大学)
 A1 カネミ油症の被害の広がりについて
    下田守(下関市立大学)
 A2 カネミ油症事件 被害者救済策の問題点
    川名英之(津田塾大学)
 A3 長良川河口堰問題における科学と社会
    立石裕二(東京大学大学院)
 A4 東南アジア地域における遺跡保存と地域社会
     ――アンコール遺跡(カンボジア)を事例として
    田代亜紀子(上智大学大学院)
【B部会 生業・コモンズ・公共性】司会:家中茂(鳥取大学)
 B1 奥能登大敷網漁村における生業選択の変遷
     ――半農半漁の有効性と可能性
    林陽一(早稲田大学大学院)
 B2 コモンズの機能からみた人と自然とのかかわり
     ――霞ヶ浦北浦湖岸の一集落を事例として
    川田美紀(早稲田大学大学院)
 B3 地域環境再生の公共性をいかに生み出すか
     ――東京湾三番瀬の再生計画プロセスを事例に
    三上直之(北海道大学)
 B4 市民風車事業のゆくえと市民風車が創造する「公共性」
    西城戸誠(京都教育大学)
■シンポジウム(13:30~17:00)
 世界遺産という『肩書き』
  -ローカルとグローバルのほどよい関係をめざして-
 1993年12月に屋久島、白神山地、姫路城、法隆寺地域が世界遺産として登録されて10年余。近年においても、熊野古道や知床半島が追加登録されるなど、日本各地で世界遺産登録に向けた動きが進行し、活発化している。第31回セミナーでは日本で最初に世界遺産として登録された白神山地のフィールドワークで住民参加の環境保全活動の取りくみについての見聞を深めたが、一方で、地元が抱える様々な問題点も見出された。
 これまで環境社会学会では、第18回セミナー「環境社会学における自然と文化」において、部分的に「世界遺産」を取り上げたことがあるものの、正面から議論されたことはなかった。当該地域の自然環境、歴史的環境、そして生活環境が「世界遺産」という制度的な「肩書き」を得るプロセスにおいて、また得たことによって、具体的にどのような変化や問題が新たに生まれてくるのか。改めてそれらの現象を問い直してみることが必要であろう。そこで今回は、これまで「世界遺産」と深く関わってこられた学会内外の関係者を招き、議論を深めていきたい。
 パネリスト:宗田好史(京都府立大学)
       近沢多賀子(三重県庁職員) 
       寺田篤生(一橋大学大学院博士課程)
       小野有五(北海道大学大学院地球環境科学院)
 コメンテーター:丸山康司(産業技術総合研究所)
 コーディネーター:細川弘明(京都精華大学)
●参加費:1500円(予定)
 事前の参加申し込みは不要です。参加費は当日会場にてお支払いください。
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自由報告の申し込みはこちらをご覧ください(申し込みは締め切りました)。
12月9日に開催される、環境社会学会研究例会「調査倫理をどう考えるか」については、こちらをご覧ください。
12月11日に開催される、第33回新潟セミナーのプレイベント「水俣病問題の現在を知る」については、こちらをご覧ください。
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【第32回セミナー事務局】
山室敦嗣・金菱清(担当研究活動委員)、古川彰(会場校)、萩原なつ子(シンポジウム)、帯谷博明(自由報告)
環境社会学会研究活動委員会