2000年は,環境社会学会が発足して10周年の記念すべき年です(前身の環境社会学研究会から起算)。環境経済・政策学会も創立5周年を迎えます。環境をめぐる社会科学的研究の重要性は2000年代にはいよいよ増大していくことでしょう。この辺りで,環境経済・政策学会,環境法政策学会などが一同に会して,それぞれのアプローチの特質や問題意識を論じあうことは,今後の研究交流を深め,研究課題を考えていくうえでよい機会だと思います。そこで,環境経済・政策学会の植田和弘事務局長,環境法政策学会の淡路剛久副会長らと協議し,以下のようなシンポジウムを企画いたしました。ふるってご参集ください。また若干の方には大会の準備などでお手数をおかけすることになります。よろしくご協力ください。
■開催日時──2000年6月10日(土)10時~17時30分 18時から同じ会場内で懇親会
■会場──中央大学駿河台校舎
■主な内容(予定)
A.10時~12時 温暖化問題への社会科学的アプローチ(各分野の研究者による研究報告)
B.13時~15時 現場からの問題提起と環境研究の応答(運動・行政・企業からの問題提起と,研究者からのリプライ)
C.15時30~17時30分 環境研究の課題と展望(参加学会から1名づつ問題提起)
D.18時~ 懇親会
・2年後に次回のシンポジウムを持つなど,継続的な開催に向けて努力する
■担当 高田昭彦・長谷川公一 (文責 長谷川公一)
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