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環境社会学会は、機関誌『環境社会学研究』第5号を発行しました(特集:地域環境再生の社会学)。目次は下記の通りです。

目次

巻頭エッセイ

  • 環境社会学者のスタンス(海野道郎)

特集:地域環境再生の社会学

  • 川崎市における地域環境再生(永井進)
  • 山村再生と環境保全運動─「自由文化空間」と「よそ者」の交錯(松村和則)
  • 英国のグラウンドワークにみるパートナーシップによる地域再生(小山善彦)
  • 地域社会に経済を埋め戻すということ─「琉球エンポリアム仮説」から地域通貨論へ(多辺田政弘)

小特集:地域から環境再生をめざして

  • 山村のむらおこしとエコロジー(沢畑亨)
  • 屋久島を守るということ(長井三郎)
  • 「森は海の恋人」(畠山重篤)
  • 京町家の再生(小島冨佐江)
  • 廃棄物処理の現場から見るダイオキシン問題(関口鉄夫)

論文

  • 環境正義運動における住民参加政策の可能性と限界─米国ルイジアナにおける反公害運動の事例(原口弥生)
  • コモンズとしての写し巡礼地(近藤隆二郎)
  • カナダ先住民と土地財産権─リルワットネーション居留地におけるコモンズの形成と衰退(根本昌彦)
  • エコ・ツーリズムの分析視角に向けて─エコ・ツーリズムにおける「地域住民」と「自然」の検討を通して(菊地直樹)
  • 地域環境運動の意志決定と住民の総意─岐阜県X町の長良川河口堰建設反対派の事例から(足立重和)
  • 地域環境問題における「地元」─中海干拓事業を事例として(淺野敏久)
  • ごみ処理事業における政策実施過程─埼玉県大宮市を事例に(石垣尚志)
  • 廃棄物コンフリクトのマネージメント手法としての社会環境アセスメント─長野県阿智村の事例から(土屋雄一郎)

研究動向

  • 戦後日本の社会学的環境問題研究の軌跡─環境社会学の制度化と今後の課題(堀川三郎)

研究ノート

  • 第三世界のポリティカル・エコロジー論と社会学的視点(金沢謙太郎)
  • 歴史的環境保全における「歴史」の位置づけ─町並み保全を中心として(牧野厚史)