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環境社会学会は、機関誌『環境社会学研究』第19号を発行しました(特集:複合過酷災害への応答─加害・被害の観点から)。目次は下記の通りです。

目次

特集:複合過酷災害への応答─加害・被害の観点から

  • 特集のことば(帯谷博明・土屋雄一郎)
  • 組織的無責任としての原発事故─水俣病事件との対比を通じて(平岡義和)
  • 構造災と責任帰属─制度化された不作為と事務局問題(松本三和夫)
  • 強制された避難と「生活(life)の復興」(関礼子)
  • 原子力施設立地をめぐる「被害」と「加害」─ドイツ・ヴィール原発建設計画の事例から(青木聡子)
  • 環境社会学における労働災害研究の現代的意義と可能性─三池炭じん爆発CO中毒事故の飯島伸子調査データの二次分析から(森久聡)

論文

  • 地図をめぐる知の交流─フィリピンの参加型森林政策を事例として(椙本歩美)
  • 個人的技能と社会的制度からみた地域社会の漁場利用についての考察─瀬戸内海A村落におけるタコツボ漁と自由タコツボ漁を事例として(新垣夢乃)
  • 「共存」再考─東アフリカ2地域社会における人間─野生動物関係の分析から(目黒紀夫・岩井雪乃)
  • 自然資源管理のゆらぎを許容する地域社会─沖縄県今帰仁村古宇利島のウニ漁を事例として(髙﨑優子)
  • 大規模開発事業の見直しにおける補償的受益と受苦者のアイデンティティ─諫早湾干拓事業における泉水海漁民を事例として(開田奈穂美)

研究動向

  • 水環境の社会学─資源管理から場所とのかかわりへ(川田美紀)