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環境社会学会は、機関誌『環境社会学研究』第20号を発行しました(特集:環境社会学のブレイクスルー)。目次は下記の通りです。

目次

巻頭エッセイ

  • 被災者に寄り添う「学」のあり方を問う(鬼頭秀一)

特集:環境社会学のブレイクスルー

  • 環境社会学のブレイクスルー――言説の統治を超えて(池田寛二)
  • 黒子の環境社会学――地域実践,国家政策,国際条約をつなぐ(井上真)
  • 想起によるレジリエンス概念の再構成について(大塚善樹)
  • 風評被害のポリティクス――名づけの〈傲慢さ〉をめぐって(三浦耕吉郎)
  • 生に「よりそう」――環境社会学の方法論とサステイナビリティ(福永真弓)

論文

  • 日本の気候変動政策ネットワークの基本構造――三極構造としての団体サポート関係と気候変動政策の関連(佐藤圭一)
  • コミュニティビジネスにおける非経済的活動の意味――滋賀県高島市針江集落における水資源を利用した観光実践から(野田岳仁)
  • 「提携」における“もろとも”の関係性に埋め込まれた「農的合理性」――霜里農場の「お礼制」を事例として(折戸えとな)
  • 中国の森林をめぐる重層的権利関係の意義と課題――資源利用の効率性・公平性・持続性からの考察(平野悠一郎)
  • 福島第一原子力発電所事故をめぐるリスクと被害のありか――障害者が直面する介助者不足に焦点を当てて(野澤淳史)
  • 高レベル放射性廃棄物をめぐる「公共圏の豊富化」の試みについての分析――日本学術会議「回答」と原子力委員会「見解」(定松淳)

国際シンポジウム報告

  • 持続可能性と環境社会学(湯浅陽一)