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環境三学会合同シンポジウム

環境三学会合同シンポジウム「農業における環境配慮の展開と今後の課題」(7月5日開催)

By 2025年5月17日No Comments

2025年7月5日(土)に環境三学会合同シンポジウムを開催いたしますので、ご案内申し上げます。本年は環境社会学会が幹事学会となっております。多くの方のご参加をお待ちしております。

シンポジウム概要

  • 題目:「農業における環境配慮の展開と今後の課題」
  • 日時:2025年7月5日(土)13:00~15:45(予定)
  • 会場:オンライン(Zoomミーティングを予定)
  • 主催:環境社会学会(幹事学会)、環境法政策学会、環境経済・政策学会
  • 参加申込:申込フォームより登録
  • 参加費:無料

開催趣旨

2020年代前半は、農業分野における環境配慮について大きな進展がみられた。EUの農業政策などの国際的な動きを背景に、2021年に策定された「みどりの食料システム戦略」では、農薬・化学肥料の削減や有機農業の推進に関して中⾧期目標が設定され、2024年に改正された「食料・農業・農村基本法」でも、農業生産活動における環境負荷の低減が基本理念等に明記された。
また最近では、バイオ炭の農地施用等のカーボン・クレジット化をはじめ気候変動対策の一つとして、さらには社会課題への「自然に基づく解決策」(Nature based・Solutions:・NbS)の一つとしても、農業分野は改めて注目されている。
ただし、これらの取り組みはまだ緒に就いたばかりであり、実効的な施策や現場における課題などのさらなる検討が不可欠である。
そこで本シンポジウムでは、農業分野における環境配慮に関して、環境三学会がこれまで蓄積してきた知見を共有し、今後の取り組みに向けた方法と課題について議論する。

プログラム(敬称略、タイトルはすべて仮題)

13:00-13:05 開会挨拶(環境社会学会)
13:05-13:35 基調講演
 久保牧衣子(農林水産省大臣官房みどりの食料システム戦略グループ長)
 「環境と調和のとれた農業・食料産業の実現に向けて~みどりの食料システム戦略とその進捗状況~」
13:35-13:55 報告1 松下京平(滋賀大学/環境経済・政策学会)
 「持続可能な農業におけるみどりの食料システム戦略の位置付け」
13:55-14:15 報告2 奥田進一(拓殖大学/環境法政策学会)
 「環境調和型食料システム確立のための法政策と課題」
14:15-14:35 報告3 中川恵(山形県立米沢女子短期大学/環境社会学会)
 「有機農業運動の現在地:山形県高畠町の事例から」
14:35-14:50 休憩(15分間)
14:50-15:40 総合討論
 コーディネーター:秋津元輝(明治国際医療大学/環境社会学会)
15:40-15:45 閉会挨拶(環境法政策学会)

総合司会:藤原なつみ(九州産業大学/環境社会学会)

お問い合わせ先

環境社会学会 研究活動委員
藤田研二郎(fujita [at]hosei.ac.jp)
藤原なつみ(fuji.n[at]ip.kyusan-u.ac.jp)
[at]を@に代えてください。