Skip to main content

環境社会学会は、機関誌『環境社会学研究』第4号を発行しました(特集:環境運動とNPO)。目次は下記の通りです。

目次

巻頭エッセイ

  • 市民による市民のための制度づくり―NPO法を実現させた市民活動(高田昭彦)

特集:環境運動とNPO(民間非営利組織)

  • 環境NPO(民間非営利組織)の制度化と環境運動の変容(寺田良一)
  • “環境のみつめかた”、市民の環境研究への参加とエンパワーメント─民間財団の助成プログラムの事例から(萩原なつ子)
  • 環境運動/環境理念研究における「よそ者」論の射程─諌早湾と奄美大島の「自然の権利」訴訟の事例を中心に(鬼頭秀一)
  • 「リスク社会」の到来を告げる住民投票運動─新潟県巻町と岐阜県御嵩町の事例を手がかりに(成元哲)

小特集:環境NGOと温暖化防止京都会議

  • 市民活動の役割と可能性─「気候フォーラム」の1年でみえてきたもの(浅岡美恵)
  • 議定書交渉を動かした国際NGO(松本泰子)
  • 京都会議に向けた1年─国際NGOでの経験(鮎川ゆりか)
  • 地域NGOと京都会議(北條祥子)

論文

  • 遺伝子組み替え作物をめぐる環境問題と科学技術の相互的構築(大塚善樹)
  • 所有論からみた環境保全─資源および途上国開発問題への現代的意味(嘉田由紀子)
  • 重層的な環境利用と共同利用権─ソロモン諸島マライタ島の事例から(宮内泰介)
  • 環境運動における抗議サイクル形成の論理─構造的ストレーンと政治的機会構造の比較分析(1968-82年)(中澤秀雄、成元哲、樋口直人、角一典、水澤弘光)
  • 村落共同体における環境管理─山林・水利慣行にみる共同体住民の環境への主体的な関わり(橋本文華)
  • アメリカ環境社会学とパラダイム論争─「パラダイム転換としての環境社会学」再考(谷口吉光)
  • 原子力発電所建設問題における住民の意思表示─新潟県巻町を事例に(山室敦嗣)
  • 水俣病発生地域における差別と抑圧の論理─新潟水俣病を中心に(渡辺伸一)
  • 捕鯨問題における「文化」表象の政治性について(渡邊洋之)

研究ノート

  • 沖縄における土地改良事業にともなう赤土流出─石垣島宮良川土地改良事業を事例に(家中茂)