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環境社会学会は、機関誌『環境社会学研究』第15号を発行しました(特集:環境ガバナンス時代の環境社会学)。目次は下記の通りです。

目次

巻頭エッセイ

  • グローバル化と環境社会学の実践(古川彰)

特集:環境ガバナンス時代の環境社会学

  • 特集のことば(谷口吉光)
  • 「環境ガバナンスの社会学」の可能性──環境制御システム論と生活環境主義の狭間から考える(脇田健一)
  • プロジェクト・マネジメントと環境社会学──環境社会学は組織者になれるか,再論(茅野恒秀)
  • 環境問題と知のガバナンス──経験の無力化と暗黙知の回復(佐藤仁)
  • 隣の芝生は青いか──環境経済学者がのぞいた環境社会学(浅野耕太)

小特集:東アジア環境社会学の到来

  • 東アジア環境社会学の過去,現在,そして未来(寺田良一)
  • 中国大陸における環境社会学の最新の成果と動向(洪大用)
  • 韓国環境社会学の研究動向と課題(具度完)

論文

  • 廃棄物管理における慣習の逆機能──北インド,ブリンダバンの事例から(西谷内博美)
  • 地域環境NPOの活動の包括性とジレンマ──滋賀県守山市のNPO法人「びわこ豊穣の郷」を事例として(霜浦森平、山添史郎、植谷正紀、塚本利幸、野田浩資)
  • 環境保護意識に対する社区の意義──北京市T区のデータ分析から(保坂稔)

資料調査報告

  • 生態系保全を理念とする法的規制と住民の反応──釧路湿原のウチダザリガニをめぐる環境問題を事例として(二宮咲子)

研究動向

  • 持続的ツーリズムの研究動向──英語圏を中心に(山本大策)