第69回環境社会学会大会を6月22日(土)〜23日(日)に京都教育大学藤森学舎にて開催します。
目次
大会概要
- 日時 2024年6月22日(土)〜23日(日)
- 会場 京都教育大学藤森学舎(オンラインはありません)
https://www.kyokyo-u.ac.jp/access/access01/
JR奈良線「JR藤森」駅、京阪本線「墨染」駅(地図 https://x.gd/I2pAI)
【6/22(1日目)】
13:00- 受付開始
13:30-16:00 「企画セッション1・2」
16:30-17:30 「総会」
【6/23(2日目)】
9:30-12:30 「自由報告・実践報告 A・B」
13:30-16:00 「企画セッション3」・「自由報告C」
参加費・参加申込
当日支払い:一般会員 2,500円、学生会員 1,500円、非会員 3,500円
※当日の受付をできるだけスムーズに行うために事前申し込み(6/19締切)にご協力のお願いを申し上げます。下記のフォームから、必要事項を記入・送信してください。
企画セッション
(1)地域社会における軍事化の浸透と抗いの可能性(研究活動委員会企画)
≪報告者≫
朝井志歩「環境社会学の観点から軍事化が及ぼす影響について研究する意義」
熊本博之「沖縄社会における軍事化の浸透-2022県民意識調査より」
大野光明「織りなされる脱軍事化の営み—京都府京丹後市宇川における軍事化に抗する運動」
≪討論者≫池尾靖志
(2)『住む』ことへの介入に抗う/向き合うために:福島第一原発事故被害地域の現場から(震災・原発事故特別委員会企画)
解題:髙﨑優子(北海道教育大学)・青木聡子(東北大学)
司会:青木聡子・髙﨑優子
≪報告者≫
第一報告 関礼子(立教大学)
第二報告 高木竜輔(尚絅学院大学)
第三報告 窪田亜矢(東北大学、非会員)
(3)「脱炭素に関わるドミナントストーリーと環境社会学:洋上風力発電を事例に」
司会:西城戸誠(早稲田大学)
≪報告者≫
西城戸誠(早稲田大学)
本巣芽美(名古屋大学)
平春来里(名古屋大学大学院)
≪討論者≫
丸山康司(名古屋大学)
自由報告・実践報告
〈A〉公害・環境汚染と市民運動
司会:堀田恭子(立正大学)
湯浅 陽一(関東学院大学)「素材型モノ研究の視点からのプラスチック研究」
寺田 良一(明治大学)「有機フッ素化合物(PFAS)汚染問題の多元的問題枠組と市民運動(その1)-運動体間の連携形成とフレーミングの多様性」
木村 元(桜美林大学)「有機フッ素化合物(PFAS)汚染問題の多元的問題枠組と市民運動(その2)-日本における産業公害と米国NGOによる“市場的な論理”を活用した運動の分析」
友澤 悠季(長崎大学)「石炭鉱害の問題構造-九州北部の資料調査からの検討」
原田 利恵(国立水俣病総合研究センター)「胎児性水俣病世代の社会的被害-ある女性のライフヒストリーより」
〈B〉地域課題解決に向けた保護・保全
司会:山本信次(岩手大学)
中島 佑輔(広島大学大学院)「“オオサンショウウオ”の保護を如何に伝えるか」
岸野 奏(東京大学大学院)「主伐・再造林問題を克服する地域社会の対応-長野県佐久地域のカラマツ林業を事例に」
山村 哲史(京都大学大学院)「棚田での共同作業を通じた保全意識の共有プロセス分析-京都府福知山市の棚田オーナー制度を対象として」
紀平 真理子(名古屋大学大学院)【実践報告】「地域課題解決を目指す学際的教育プログラムの実践と課題:人材育成と地域貢献の間で」
天野 健作・立花 晃(大和大学)【実践報告】「SDGsを足元から-学生プロジェクトを世界へ」
〈C〉環境問題をめぐる意識・政策・支援
司会:三上直之(名古屋大学)
佐々木 晶子(日本貿易振興機構アジア経済研究所)「質的データ分析(QDA)を用いた国際都市ネットワークと気候正義に関する分析と考察」
平岡 俊一(滋賀県立大学)「日本の地域脱炭素分野における中間支援体制の整備に向けた論点・課題」
王 子常(龍谷大学大学院)「若年層の環境意識の実態とその影響要因-日中比較を通して」
佐藤 圭一(一橋大学)「エコロジー的近代化論再訪-ノーマル化された時代における挑戦」
※「報告要旨集」は、後日配信します(2024年6月10日ごろ予定)。
託児サービス利用補助制度
第69回大会でも、学会の託児補助金を活用することができます。託児補助金として、お子さん1名につき1大会1万円を支給します。託児対象のお子さんが複数の場合は、2人目以降は1名につき5000円になります。補助金の支給は、信憑書類の提示と引き換えに、利用者の口座に大会後振り込みます。支給の対象となる託児利用場所は、大会開催地周辺でも、利用者の自宅周辺でも広く認めています。ご利用される方は6月22・23日の大会当日までに学会事務局まで、ご連絡ください。
jaes[at]soubun.org
宿泊について(重要)
今大会は宿泊施設の斡旋は行いません。各自で京都市内もしくは近隣のホテルを確保願います。昨今は宿泊施設の混雑と高価格化が激しいので、お部屋の確保はどうぞ早めにお済ませください。
昼食について(重要)
6月23日(日)は学内の食堂が閉店しており、キャンパス周辺(JR藤森駅、京阪墨染駅近辺)には飲食店がほとんどなく、コンビニもごくわずかです。京都駅などで事前に昼食をご用意ください。
通信環境について
京都教育大学の学内ではeduroamが使用可能です。学外者が自由に使えるWi-Fiアカウントの用意はありません。eduroamの使用には、所属機関のアカウントなどが必要になりますので、それぞれの担当部署などにご確認ください。
自由報告・実践報告募集について(募集終了)
※実践報告について
第62回大会より実践家・NGO・NPOとの連携を推し進めるため「実践報告」を新設しております。環境社会学会の特徴として、現場・現実社会との緊張関係の中での学問的模索の中から様々な展開が得られてきたことがあります。学会大会においても、実践活動をされている方々の報告機会を増やすことで、会員の学的交流・実践的交流を活性化させたいと考えています。従来の自由報告の枠に収まりきらない、実践家、NGO・NPO・行政職員等の立場でご活躍されている環境社会学会会員の実践の取り組みをご報告いただく機会として、ご活用ください。ただし、エビデンスに基づかない報告や政治的主張のみの報告などは、報告をご遠慮いただくこともあります。
報告時間:1報告あたり35分(報告20分+質疑15分)を基本とします。(報告数により変更となる場合があります)申込締切:2024年5月24日(金)申込方法:下記の宛先へEメールにてご応募ください。
朝井志歩(愛媛大学)asai.shiho.mh[at]ehime-u.ac.jp
廣本由香(福島大学)hiromoto[at]ads.fukushima-u.ac.jp
※[at]を@に変えて送信してください。
※非会員の方は、申込時までに入会手続きを済ませてください。
※申込締切から1週間程度で担当より受理/不受理の通知を致します。申込時の記載事項:
(1)報告種別(自由報告/実践報告)
(2)報告タイトル
(3)報告者氏名・所属
(4)連絡先(住所・電話・Fax・Email)
(5)報告要旨
(6)使用希望機器(会場によって希望にそえない場合があります)報告要旨の形式:
(1)要旨集は各報告2頁(A4)で組みます。1頁あたり40字×40行で、報告タイトルと報告者氏名・所属を含み、2頁以内に収まるよう、字数を調整してください。
(2)報告の応募の際の要旨執筆、および報告原稿作成時において、誤字脱字、内容に関する引用トラブル、フォーマットからの逸脱による報告要旨集作成時のトラブルなどが相次いでおります。ご自身によるチェックの徹底をお願い致します。
(3)要旨集に掲載されたタイトルを報告時に変更することのないようご留意ください。
企画セッション募集について(募集終了)
上記第69回大会の企画セッションを募集します。企画セッションとは、会員の皆さんから企画を募集してセッションを開くものです。
セッション時間:概ね2時間。内容によっては2時間×2コマで組むことも可能です。応募資格:セッションの企画者は会員に限りますが(b)非公募型については会員以外の報告も歓迎いたします。応募締切:(a)公募型 2024年4月12日(金)(a+b)一部公募型 2024年4月12日(金)(b)非公募型 2024年5月10日(金)
※なお、第69回大会では、研究活動委員会、震災・原発事故特別委員会からそれぞれ1つ企画セッションを立ち上げる予定です。応募時の記載項目:
(1)企画のタイプ( (a)、(a+b)、(b)のいずれか)
(2)企画者氏名・所属・連絡先(Eメール)
(3)企画セッション・テーマ(タイトル)
(4)趣旨(400~ 600 字程度)
(5)報告予定者(大会プログラム要旨締め切り(5/27)までに確定していれば結構です)
※企画セッションの申込承認後に、大会プログラムの原稿を提出していただきます。原稿の上限は企画趣旨2頁(A4)に加え報告者一人あたり2頁(A4)です。1頁あたり40字×40行で作成してください。今後の予定
・(a)公募型、(a+b)一部公募型セッションの報告者募集開始:2024年4月13日(土)
・(a)公募型、(a+b)一部公募型セッションの報告者募集締切:2024年5月10日(金)
・すべての企画セッションの要旨提出締切:2024年5月27日(月)企画者の方へ
・(a)公募型、(a+b)一部公募型セッションを実施される場合,報告者募集を締め切った後,すぐに応募者の情報(報告要
旨等)を連絡いたします。
・その後、応募のあった報告の受け入れ可否についてすみやかにご判断ください。
・報告順などは、企画セッションの要旨提出締切までに決めてください。
◇(a)公募型および(a+b)一部公募型企画セッションの応募者の方へ
・1 週間程度で担当委員より企画セッションでの報告が可能かどうかの通知をいたします。
・なお、企画セッションへの報告申込が多数である場合や企画セッションの趣旨に合致しないと判断される場合には、自由報告に移っていただく可能性があります。その場合も、研究活動委員会で学会にふさわしい内容であるかどうかを審議いたします。
◇応募・問い合わせ先(企画セッション担当)
菊地直樹(金沢大学): nkikuchi[at] staff.kanazawa-u.ac.jp
堀田恭子(立正大学): hotta[at] ris.ac.jp
※[ at ]を@に変更してください。